私たちの食文化に深く根付いている「和食」。 2013年にユネスコの無形文化遺産に登録されてからは、日本に留まらず世界で愛される食文化の一つとなりました。
そんな和食文化の大切さを再認識するきっかけになるようにと、「い(1)い(1)に(2)ほんし(4)ょく」の語呂合わせから、11月24日は「和食の日」と制定されています。
今回の記事では「和食の日」に倣い、 Haccomachi編集部が考える「発酵食品」を使った和定食をご紹介したいと思います。
発酵食品を使った和食定食
※写真の主菜は京都一の傳の「蔵みそ漬」を使用しています。
主菜におすすめ!
●西京焼き
主菜には上品でやさしい甘味が特徴の「白みそ」を使った西京焼きを。
味噌床を作ったり漬け込んだり・・・なんだか面倒そうと敬遠される方もいらっしゃるかもしれませんが、実はジッパー付き袋を使って揉みこむだけで簡単に作ることができるんです!味噌の風味と旨味が味わえる西京焼きはごはんとの相性もぴったりです!
発酵WEBマガジン「Haccomachi」を運営する京都一の傳は、京都で創業九十余年の西京漬専門店。厳選した海の幸を秘伝の味噌床「蔵みそ」にじっくり二昼夜漬け込み素材の旨みを際立たせた西京漬「蔵みそ漬」が看板商品です。味噌をぬぐって焼くだけで完成するので、本場京都の西京漬を手軽に食べたい方におすすめです。
汁物におすすめ!
●生姜ともずくのぽかぽか味噌汁
汁物には定番の味噌汁を。今回は体をあたためる効果が期待できる生姜を使った味噌汁をチョイスしました。今の時期手に入りにくいもずくはわかめでも代用可能です。
家庭の和食は「ごはん」「汁物」「おかず三種」を組み合わせた一汁三菜が基本とされています。ただ汁物の味噌汁が具沢山の場合、汁物と同時に炊き合わせの要素もあるとされ、一汁二菜でも十分だと考えられています。
副菜におすすめ!
●ヨーグルト味噌漬
副菜の一品目には味噌とヨーグルトがあれば簡単にできる「ヨーグルト味噌漬」を。お好みの野菜を一口サイズにカットし漬け込むだけで完成するので、とてもお手軽です。今回は野菜のほかに茹で卵も漬け込んでみました。
●白菜と塩昆布の浅漬け
副菜の二品目には白菜を甘酒と塩昆布で揉みこんだ「白菜と塩昆布の浅漬け」を。シャキシャキの白菜にほどよい塩味が合わさり、ご飯が進む一品です。
ハレの日の和食
和食と一口にいっても、毎日の食卓を彩る家庭料理から料亭や高級日本料理店で振舞われる懐石料理まで、その特徴はさまざま。「ケの日」の和食である家庭料理は、ごはんを中心に汁物やおかずを用いたものが基本で、何度食べても飽きない日常的な和食といえます。一方で「ハレの日」として利用されることの多い懐石料理では、旬や走りの食材を使った、プロの料理人ならではの技法を取り入れた料理が提供されます。また器や盛り付け方にも趣向を凝らし、目でも舌でも楽しめる料理となっています。
「ハレの日」の和食を楽しむのにおすすめ!京都一の傳の飲食店舗
京都一の傳 六本木ヒルズ店
京都一の傳の飲食店は、錦市場近く柳馬場通りに佇む「京都一の傳 本店」と、東京でも有数の繁華街として知られる六本木に位置する「京都一の傳 六本木ヒルズ店」の2店舗があります。京都一の傳 本店ではランチタイムに、六本木ヒルズ店ではディナータイムにそれぞれ懐石仕立てのコース料理をご提供しています。お料理だけでなく、店内の設えや調度品にまで趣向を凝らした空間も「非日常」を演出し、ゆったりと雅なひとときをお過ごしいただけます。
今年の11月24日「和食の日」は、ぜひ日本が誇る食文化の一つ「和食」の魅力を堪能してみるのはいかがでしょうか。
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▼京都一の傳 六本木ヒルズ店
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