ヨーグルトに豊富に含まれる動物性の乳酸菌と、味噌に含まれる麹菌、酵母菌などを一緒に摂れる「ヨーグルト味噌漬け」のレシピをご紹介!
複数の菌を一緒に摂ることで腸活効果がアップ。
テレビ番組などでは、痩せ酸である短鎖脂肪酸が効率よく摂れるメニューだと紹介されたりしていますよね。
ぬか漬けより手軽に漬けられるのもうれしいポイントです。
何よりも、味噌とヨーグルトは実は好相性!
今回は野菜用、肉用の漬け床を使ったレシピをご紹介します。
味噌とヨーグルトがあれば作れるのですが、はちみつを加えたり、にんにくや生姜で風味を加えたりなど、自分だけのオリジナル漬け床を作るのもおすすめですよ。
とっても簡単な「ヨーグルト味噌漬け」。ぜひチャレンジしてみてください!
野菜のヨーグルト味噌漬け
材料(作りやすい量)
★ヨーグルト 100g
★味噌(味噌の種類はお好みで) 100g
お好みの野菜 適量
今回は大根、きゅうり、パプリカ、れんこんを使用
・ヨーグルトと味噌は、野菜の量によってご調整ください。ヨーグルト:味噌=1:1の割合で混ぜ合わせればOKです。塩分を控えめにするのであれば味噌の割合を少なくしたり、塩分濃度の低い味噌にしたりすることでご調整ください。
・漬け床に鷹の爪やオリゴ糖が豊富なはちみつを入れるのもおすすめ。
作り方
①野菜の下ごしらえをする。
大根、きゅうりは適当な大きさにカットし塩もみする。5分おいて出てきた水分をキッチンペーパーなどでしっかりと拭き取る。
パプリカは適当な大きさにカット、れんこんは1~2cmの半月切りにカットしたら2分ほど下茹でし、水気を拭き取ります。
・野菜の水分をしっかりと抜くことで、漬け床内の乳酸菌と酵母が野菜に入りやすくなり、美味しく仕上がります。
②ジッパー付き袋やビニール袋に★を入れ、混ぜ合わせる。
③②の漬け床に野菜を入れ、なじませたら冷蔵庫で保管する。1日以上漬け込んだら出来上がり。
食べるときはヨーグルト味噌を拭き取ってください。 よく漬かったものは水で洗い流しても大丈夫です。
野菜を漬けると水分が出るので、漬け床を再利用する場合はヨーグルトと味噌を足してください。 切り干し大根や干ししいたけなどの乾物を乾いたまま漬け込むと水分を吸ってくれるので、水分調整になります。(柔らかくなれば食べごろです)
漬け床は雑菌が繁殖しないよう気を付けていれば数回使えますが、1週間ほど使ったら捨ててください。
(ぬか床と違い、半永久的には使えないのでご注意ください)
保存容器は煮沸消毒した清潔なものを使い、取り出す箸などもその都度清潔なものを使ってください。
漬け床の表面に膜がはっていたり、カビが生えたり、腐敗臭がするなど、何か少しでも変なところがあれば1週間以内であっても食べるのをやめましょう。
口に入れると、野菜と漬け床のフルーティーな香りがふわりと広がり、ついつい箸が進む美味しさです。
ヨーグルトと味噌を混ぜただけなのに、1日できちんとお漬物の味に仕上がっていて驚きました。
少し長めに漬け込む場合は味噌を少な目にすると塩辛くならず食べやすいです。
ぬか漬けのような味わいで、ヨーグルトの酸味はほとんど感じられず、食べやすいですよ! どんな野菜も合いますが、根菜など、味噌と相性のよいものを漬け込むのが特におすすめ。
ぬか漬けのようにぬか床の手入れをする必要がなく、手軽に野菜と乳酸菌を一緒に摂れるのが魅力です。 乳酸菌や腸内の有用菌の餌になる食物繊維やオリゴ糖が豊富に含まれる野菜を選ぶと、おなかにとってより嬉しいメニューに。
野菜以外にもチーズやゆで卵なども美味しく食べられます。
いつものおかずにプラスしたい一品です。
肉・魚のヨーグルト味噌漬け
材料
★ヨーグルト 大さじ2
★味噌 大さじ1
★はちみつ 小さじ1/2~1
★すりおろしにんにく 小さじ1/2
お好みの肉や魚 250g
今回は一口大の鶏もも肉を使用
・はちみつがない場合は、みりんでも代用できます。みりんを使う場合ははちみつより多めに入れてください。
・生姜も合いますよ!味噌に少し豆板醤を混ぜ、ピリ辛に仕上げるのもおすすめです。
①ジッパー付き袋やビニール袋に★を入れ、混ぜ合わせる。
②①の漬け床に肉や魚を入れ、軽く揉みこんだら2時間~半日ほど冷蔵庫で漬け込む。
③ヨーグルト味噌を軽く拭い、中火~強火で焦げ目を付け、蓋をして火が通るまで焼き上げたら完成。
ヨーグルトと味噌の酵素の力で、肉や魚が柔らかくジューシーに仕上がります!
さらに、漬け込むだけで味が決まるので、料理初心者にも嬉しいレシピです。
焼き上げると味噌とにんにくの香ばしい香りがふわりとただよい食欲をそそられますよ♩
肉や魚を漬け込んだ漬け床は野菜の漬け床と違い再利用できないので、余ったヨーグルト味噌は付け合わせの野菜やキノコなどと一緒に絡めて焼くのがおすすめ。ホイルで包んで包焼きにしても美味しいですよ。
今回は鶏もも肉で作りましたが、ヨーグルトのおかげで鶏肉の臭みも感じず、味噌の香ばしさでご飯が進む味わいでした。 また、冷めても柔らかいので、お弁当のおかずにもぴったり!
もちろん鶏以外にも、豚肉や、ブリ、鮭やさわらなどの魚もおすすめ。
ヨーグルトが入っていることで、味噌だけで漬け込むよりコク深くなり、クセになる味わいに仕上がります。
ヨーグルト味噌漬けの他にも!ヨーグルト×味噌のおすすめレシピ
ヨーグルト味噌漬けを食べれば、ヨーグルトと味噌の相性のよさを納得できるはず! そんな相性抜群のヨーグルトと味噌ですが、他にもこんな使い方ができます。
ヨーグルトを味噌汁に入れて!ダブル発酵パワー味噌汁
味噌汁の味が酸っぱくなるのでは?と思われる方もいるかもしれませんが、ヨーグルトの味はそこまで主張しないので食べやすいですよ!
具材は一例なので、いろいろとアレンジしてみてください。
白味噌とヨーグルトで野菜が進むディップソースに
味噌にヨーグルトを混ぜることでさっぱり感が加わり、ついつい野菜に手が伸びるディップソースに。
ふたつの食材を混ぜるだけで出来る手軽さがいいですよね。
ナッツを入れると食感が加わりさらに美味しく味わえますよ。
Haccomachiでは、他にもヨーグルトや味噌を使った簡単発酵レシピを多数紹介しています。
また、検索窓からお好みの発酵食品名を入れていただいたり、該当の発酵食品のハッシュタグからもレシピを検索いただけます。
ぜひお気に入りの発酵食品で検索してみてください!
#ヨーグルト #味噌