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夏バテ予防に!ヨーグルトスムージーを
強い日差しと高い気温が続く夏の季節。
マスク生活もあいまって、普通に過ごしているだけでも疲れがたまりますよね。
夏バテで食欲が低下し、時間のない日の朝食は抜いてしまう、なんてこともあるのではないでしょうか。
しかし、疲れが出やすい夏こそ、朝食が大切。
朝食を抜くと、体内時計の乱れやエネルギー不足により余計に夏バテしやすいカラダになってしまいます。
また、最近の夏バテの原因は暑さだけではありません。 猛暑ゆえに、お店やオフィス、公共交通機関などで冷房の温度が低く設定されていますよね。 猛烈な暑さの屋外と、冷房が効いた室内との「気温差」で自律神経が乱れ、疲れがたまりやすくなってしまうのです。
そこで今回は、自律神経のバランスを整える効果が期待できる「ヨーグルト」を使ったスムージーをご紹介。 ヨーグルトスムージーは、暑い時期の朝にもさらっと飲みやすいので、現代の夏バテを予防するのにぴったりなんです。
手軽にトライできるものから、少し拘ったものまで、テーマ別に分けて幅広く紹介してますので、 自分に合ったヨーグルトスムージーをみつけてください♩
腸は「第二の脳」と呼ばれるほど、自律神経と密接な関係があります。
緊張したりプレッシャーを感じたりしたときにお腹が痛くなるのは、脳がストレスを受け、自律神経のバランスが乱れるためなのです。逆に腸の動きが良くなると、自律神経のバランスも良くなります。ヨーグルト等の発酵食品を食べて、腸内環境を綺麗に保つことは、自律神経を整えるのに効果的なんですね。(腸活についてもっと知りたい方は▶【発酵食で腸活】今年こそ、風邪に負けないワタシに!へ)
ヨーグルトスムージーアレンジ
✓ミキサー要らずでお手軽に
時間のない朝、食材を準備して切ってミキサーにかけるのは大変ですよね。 そんな方におすすめ。包丁要らず、混ぜるだけのレシピです。
甘酒
材料
・ヨーグルト 70g
・甘酒 80cc
ヨーグルトの酸味と甘酒の甘みが合わさったスムージー。 甘酒が苦手という方でも、ヨーグルトを入れることでさっぱりと仕上がっているため飲みやいですよ。 もう少し甘くしたいという方は、はちみつを小さじ1程度垂らすのがおすすめです。
ミキサーがない場合はスプーン等で混ぜるだけでも大丈夫。 食材を切ったりする必要がなく、とにかく手軽なのがポイントです。
ドライフルーツや、グラノーラなどをトッピングすると、味や食感の変化も楽しめますよ。
✓王道!フルーツの甘みを楽しむ
ヨーグルトと食物繊維たっぷりのフルーツを一緒に摂ることは鉄板の組み合わせ。 (詳しくは▶「ヨーグルト」ってなぜ体にいいの?おすすめの食べ方やタイミングとはへ) 食欲不振になりやすい暑い時期だからこそ、手軽にビタミンが摂れるのは嬉しいですよね。
バナナ
材料
・バナナ 1本
・ヨーグルト 70g
・牛乳 80cc
スムージーで使用するフルーツといえばバナナを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。 ヨーグルトとバナナの相性は抜群。 ヨーグルトの酸味を残しつつ、バナナの甘さが際立つ味わいです。 バナナの果実味がとろっとしたテクスチャーで、飲み物とは思えないほど満足感もたっぷりです。
バナナは夏に不足しがちなカリウムを豊富に含んでいるため、 夏バテ対策に有効なフルーツなんですよ。
マンゴー
材料
・マンゴー 60g
・ヨーグルト 50g
・牛乳 50cc
夏のフルーツ、マンゴー。
みずみずしい果実味と、フレッシュな甘さが特徴のフルーツです。
生のマンゴーは80%以上が水分のためあっさりと食べやすく、ミネラルが簡単に補給できるので夏にぴったり。
ヨーグルト・牛乳と合わせることで、さっぱりとした味わいに。 甘さがほしい場合は、はちみつを小さじ1程度いれるか、マンゴーの量を増やすのがおすすめです。
時間がないときは冷凍マンゴーをつかうと、よりお手軽になりますよ。
ブルーベリー
材料
・ブルーベリー 60g
・ヨーグルト 60g
・牛乳 60cc
甘酸っぱい味がクセになるブルーベリー。
ブルーベリーにはポリフェノールやビタミンEなど、抗酸化作用のある栄養素が豊富で、
肌にダメージを与える日差しや紫外線から、身を守ってくる効果があるのだとか。
カラダの内側からダメージを軽減できるのは嬉しいですよね。
ヨーグルト、ブルーベリーともに酸味があるため、すっきりとした味わいが楽しめます。 甘いスムージーがお好みの方は、はちみつやバナナを足すと良いですよ。
今回はスムージーとヨーグルトを2層にわけてみました。 見た目が可愛らしいと、気分があがりませんか?
✓食材を組み合わせて豊富な栄養を
スムージーの魅力の一つは、沢山の栄養素を一度に摂れるところ。 ヨーグルトと色々な食材を組み合わせることで、必要なエネルギー源をまとめて摂りこむことができますよ。
キウイ+甘酒+レモン
材料
・キウイ 1個
・ヨーグルト 50g
・甘酒 150cc
・レモン 小さじ1
・氷 50g
ビタミンCが豊富なキウイフルーツ。
不足すると疲れを感じやすくなるビタミンCは、暑さや紫外線により消費されやすいため、積極的に摂りいれたい栄養素の一つです。
今回は、そんなビタミンCが豊富なキウイをまるっと1個使った贅沢なスムージー。 キウイとレモンのフレッシュな酸味が、ヨーグルトの酸味とよく合います。
甘酒をいれることで、ほんのりとした甘さも感じることができるため、とても飲みやすいスムージーに仕上がりますよ。
氷によるシャリッとした食感も加わり、さっぱりとした爽やかな味わいが楽しめます。
小松菜+リンゴ+甘酒+レモン
材料
・小松菜 40g
・りんご 1/2個
・ヨーグルト 50g
・牛乳 90cc
・甘酒 大さじ1
・レモン 小さじ1
カルシウムが豊富な小松菜と、カリウムが豊富なりんごがメインのスムージー。
カルシウムやカリウムは、汗をかく夏に不足しがちな必須ミネラルにあたります。 ミネラルが不足した状態では熱中症になることもあるため、大事にしたい栄養素ですよね。
小松菜は味にクセがないため、スムージーにしたときにも飲みやすいことが特徴です。 りんごと合わせることで甘みも増し、さっぱりとしたバランスの良い味わいになりますよ。 野菜が苦手という方は、りんごの量を増やすのがおすすめです。
野菜もフルーツもまとめて摂れるため、夏の朝を元気に始めるのに理想的な一杯ですね。
✓発展系ヨーグルトアレンジ!スムージー以外でも大活躍♩
食欲が低下しがちな夏におすすめのヨーグルトドリンクは、スムージー以外にも。 今回は、misoco先生にすっきり飲みやすいアレンジレシピを2つ教えてもらいました!
梅シロップヨーグルトスカッシュ
材料
・ヨーグルト 100g
・炭酸水 60cc
・梅シロップ 大さじ1~2
・レモン果汁 小さじ1/2
作り方
①ヨーグルトと梅シロップをよく混ぜ合わせる。
②炭酸水とレモン果汁を加えて混ぜる。
爽やかな乳白色と、シュワっとした炭酸が夏らしいヨーグルトスカッシュ。 梅のほのかな香りが食欲をそそります。
梅シロップは梅の栄養素がギュッと詰まっているため、疲労回復効果が期待できるクエン酸がたっぷり。 爽やかな梅の酸味とコクのある甘みが、ヨーグルトともよく合います。
炭酸が苦手な方は水で割っても美味しく飲めますよ。 また、梅シロップは、梅ジャムでも代用可能です。
シュワシュワと弾ける炭酸が爽快で、暑い時期にも飲みやすいドリンクです。
冷製とうもろこしスープ
材料
・とうもろこし(茹でたもの) 50g
・ヨーグルト 40g
・水 50cc
・塩麹 小さじ1/2
・こしょう ひとふり
旬のとうもろこしをつかった冷製スープ。
季節の野菜には栄養素や旨味がたっぷり。
夏ならではの味覚を積極的に摂り入れたいですよね。
とうもろこしの甘みに塩麹のコクが加わり、奥行きのある味わいに。 また、ヨーグルトが加わることで、さらりとしたスープではなくスムージーのようなとろりとした食感となり、満足感もたっぷりです。
食べる前に冷蔵庫で冷やすと、口当たりがひんやりとし、より美味しく食べられますよ。 よりクリーミーにしたい場合は、水の代わりに生クリームをいれるのもおすすめだそうです!
生活に合ったヨーグルトスムージーを
暑い夏の朝にも飲みやすいヨーグルトスムージーやドリンクをご紹介してきました。
私は旬の野菜をつかった冷製とうもろこしスープがいちおし。
使用する野菜を、今の季節だとトマトやかぼちゃに、秋以降はさつまいもなどに変えても美味しくアレンジできそうです。
ちなみに、ヨーグルトスムージーで使用したヨーグルトが余った方には、 こちらのレシピもおすすめです♩
「水切りヨーグルト」大解剖!作り方やダイエットにもおすすめのレシピ、残ったホエーの使い方も。ぬか漬けより手軽に乳酸菌♩野菜も肉も!「ヨーグルト味噌漬け」の作り方冷たいものばかりはNG
冷たくて飲みやすいヨーグルトスムージーですが、 昼食や夜ごはん含め、一日の食事が冷たいものばかりになってしまうのは良くありません。 胃腸が冷えてしまうと機能が弱まり、胃もたれや体調不良などを起こしてしまうからです。 また疲れた胃腸は栄養素を十分に吸収することができないため、体力も低下してしまいます。
朝ごはんをヨーグルトスムージーにした場合は、 昼食や夜ごはんにはそうめんやざるそばなど冷たくて手軽な料理は避けて、 主食+主菜+副菜が揃ったバランスの良いあたたかいご飯を摂るよう心掛けたいですね。
忙しい朝にもつくれる簡単なものから、少し手の込んだものまで、 その日の予定や摂りたい栄養素によって使い分けやすいヨーグルトスムージー。 自分の生活に合った方法で栄養を補給し、夏バテを予防しましょう♪