発酵食品は、スイーツを作るのにぴったり。
砂糖と置き換えて使える甘酒は、甘みだけでなくコクや旨味をプラスしてくれる強い味方です。
また、お味噌汁や西京焼きなど、料理のイメージが強い白味噌も、実はスイーツと相性抜群。 白味噌特有のコク深い甘さが、スイーツ上級者のような味わいに仕上げてくれますよ。
京都の代表的な老舗、京菓匠 三條若狭屋さんの「祇園ちご餅」も、白味噌をつかった和菓子です。 柔らかな求肥でくるまれた甘い白味噌の濃厚な風味がたまりません。
また、京都一の傳 本店 料理長の和食講座シリーズでも、 白味噌をつかったスイーツ「西京味噌あん餅」を紹介しています。
今回は、そんなスイーツにも使える白味噌と秋の味覚さつまいもをつかった 炊飯器で簡単にできるレシピをお伝えします♩
お砂糖いらず!優しい甘味の「さつまいもと白みそのケーキ」
材料
・ホットケーキミックス 150g
・卵 1ヶ
・甘酒 60g
・白味噌 30g
・マヨネーズ 30g
・さつまいも 150g
・はちみつ 10g
・スライスアーモンド 適量
作り方
① はちみつと1cm角にカットしたさつまいもを耐熱容器に入れ、500Wのレンジで5分加熱する。
※加熱の時間は調整ください。竹串、もしくは、つまようじがすっと通るくらいのやわらかさが目安です。
② 卵・甘酒・白味噌・マヨネーズを混ぜ合わせた後に、ホットケーキミックスを加えてさらに混ぜる。そこに①であたためたさつまいもを半量加える。
③ 炊飯器の釜の底にスライスアーモンドと残りのさつまいもを敷き詰め、②の生地を流し込み、炊飯器を5cm程度の高さから2回ほど机に落とし、中の空気を抜く。
④ 炊飯器をセットし、通常炊飯モードで炊飯する。 竹串を刺して生地がつかなければ完成♩
マヨネーズを加えているため、ふんわりと柔らかい生地に仕上がりますよ。
白味噌の塩味がさつまいもの甘さを引き立てた、ついつい食べ過ぎてしまうような味わいに。
さつまいもを沢山いれているので、ごろごろ食感も楽しめます。
また、さつまいもは食物繊維が豊富なため、腹持ちもよく満足感たっぷり。
おやつにはもちろん、朝ごはんとしても重宝できます。
火を使わないレシピなので、暑い時期にもつくりやすいのが嬉しいですね。
お子様と一緒にお菓子づくりをする際なんかにもおすすめです。
さつまいも以外に、栗やバナナ、カボチャ、黒豆、他のナッツ類など、さまざまな食材でのアレンジも可能。
炊飯器一つで仕上がる簡単レシピなので、色々試して、お気に入りの白みそケーキを見つけてください♪
発酵カフェ「漬×麹 Haccomachi」でも
発酵カフェ「漬×麹 Haccomachi」でも、 京都の人気焼菓子店、さらさ焼菓子工房とのコラボ商品「みそパウンドケーキ」を提供しています。
麹文化発祥の地・京都で300年以上菌を育てつづける種麹屋〈菱六〉の 米麹パウダーを練り込んで焼き上げており、しっとりとした生地の食べやすい甘さが特徴です。
オープン時から隠れた人気商品の「みそパウンドケーキ」は、
イートイン・テイクアウトどちらでもご用意しております。
カフェタイムにお一ついかがでしょうか。