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Haccomachi人気スイーツ「みそパウンドケーキ」制作秘話【さらさ焼き菓子工房】

こんにちは。Hacoomachi編集部の杉山です。
寒さがだんだんと増してくるこの時期、温かい飲み物に美味しいケーキがほしくなりますね。私は、夏は夏でひんやり冷たいデザートが食べたくなるのですが…。

みなさんがお菓子やケーキを食べたくなるのはどんな時ですか?
リラックスしたい時、家族や友達と一緒に過ごす時、頑張った自分にご褒美をあげたい時…。
甘いスイーツたちは、私たちの人生をちょっとだけ豊かにしてくれます。

「漬×麹 Haccomachi」でも、優しい甘さとしっとりした生地が特徴の「みそパウンドケーキ」を販売しています。
こちらは京都の人気焼菓子店、さらさ焼菓子工房とのコラボ商品です。

今回はさらさ焼菓子工房にて、みそパウンドケーキの製造工程に密着!
制作秘話や、焼菓子に込められた思いを伺ってきました。

いざ、さらさ焼菓子工房へ!

さらさ焼菓子工房は、三条商店街の中にあります。

阪急電鉄京都線「大宮」駅、もしくは京都市営地下鉄東西線「二条城前」駅で下車し、
三条商店街へと向かいます。三条商店街は古くからのお店と、新しいお店が軒を連ねる商店街です。

どこか懐かしいような温かい雰囲気ですが、
トレンドショップが続々とオープンしているという面もあり、京都の隠れた穴場スポットです。
さらさ焼菓子工房は、そんな三条商店街の一角にお店を構えています。

淡いブルーの店構えが特徴的なかわいらしい店舗です。
工房で焼き上げたお菓子などをイートインで食べることができる「さらさ3」というカフェを併設しています。この日はお昼時を過ぎて訪問したにも関わらず、お客さんがたくさんいらっしゃいました!

みそパウンドケーキ制作工程を大公開!

まずはみそパウンドケーキを作られているところを見学させてもらいました!

最初にバターにみそを練り込み、そこへ砂糖、卵、小麦粉などの材料を少しずつ混ぜ合わせていきます。

大きなボウルを手際よく回しながら生地を作られていく姿はとてもかっこいいんです。
ショーケースのすぐ後ろが工房なので、焼菓子を買いに行かれた際はぜひ作られている姿もご覧くださいね。

すべての材料を混ぜ合わせたら、生地を型に流し込んでいきます。

生地の中にはごろっとした大きな大正かのこ金時豆を入れます。

そしてパウンドケーキの上にはひまわりの種と、かぼちゃの種をトッピング。
しっとりとした生地に対して、このトッピングたちがサクッとした食感を加えてくれます。

トッピングを乗せたら、オーブンで50分ほど焼き上げます。
始めは低温で焼き、途中で温度を上げることで、美味しく焼き上げることができるのだそう。

しばらくすると甘い香りがお店の中に漂ってきました…!
みそパウンドケーキが焼きあがったようです!

この上に砂糖のグレーズをかけて完成です。

オーブンを開けた瞬間のあたたかくて甘い香りがたまりません…!
焼き立ての香りに包まれるだけでとっても幸せになります。
焼き立ても美味しいのですが、ゆっくりと熱をとり、1日休ませると甘みが凝縮させるそう。

製造工程を見て、ひとつひとつ丹念に焼き上げたケーキが、
Haccomachiのお店に届いていることを実感して感動しました!

さらさ焼菓子工房ってどんなお店?徹底解剖!

素敵な焼菓子をつくっているさらさ焼菓子工房さん。一体どんなお店なのでしょうか?
有限会社サラサ営業本部長・尾崎さんと、さらさ焼菓子工房で実際にお菓子を製造されている後藤さんに答えていただきました。

―このお店はどういった経緯で作られたんですか?

尾崎さん

“さらさ”は京都に店舗を6つ構えています。
1984年に、地元の方々に様々なシチュエーションで使っていただける親しみやすいカフェを目指して、1店舗目がスタートしました。店舗が4つできた頃に、さらさ全店で提供する焼菓子すべてをつくれる工房を作りたい!という思いでこのさらさ焼菓子工房はスタートしました。

後藤さん

この工房は、12年前の2008年にオープンしましたね。

尾崎さん

今でこそマフィンやクッキーの専門店はいろんなところにありますが、12年前に工房を始めた当初は、あまりメジャーではありませんでした。
でも、デコレーションケーキは毎日毎日食べられないけど、焼菓子って朝ごはんでもおやつにでも、日常に溶け込めるんですよね。気を使わない親しみやすいお店を目指すさらさにとって、焼菓子の専門店というのはぴったりでした。

―焼菓子の専門店、なんですね。

尾崎さん

お店を出す当初、アメリカの焼菓子がすごく好きな社員の方がいたんです。
その方がレシピを作ってくれて。今でもそのレシピを使って作っているんですよ。

後藤さん

焼菓子ってデコレーションケーキのような華やかさは少ないですが、奥が深いんですよ。
同じレシピで作ったとしても、その日の気温とか、混ぜ方ひとつで味が変わってくるんです。
大変ですが、奥が深いからこそ面白いですね。

―混ぜ方ひとつ?!すごい!そんな奥が深いさらさの焼菓子、おすすめしたいものは何ですか?

後藤さん

私は、“ラムレーズンチョコレートバー”がおすすめです!チョコレートですが甘すぎず食べやすいですよ。中はしっとり、外はサクッとした食感とレーズンと香りが癖になります。

後藤さんおすすめの「ラムレーズンチョコレートバー」

尾崎さん

僕は“キャロットケーキ”ですね!お店でも人気の商品ですが、すっきり食べられて重たくないですし、結構大きいので満足感がありますよ!逆に“ニューヨークチーズケーキ”は濃厚で重厚感のある感じが、ひとくちで贅沢感を味わえて美味しいですよ。

尾崎さんおすすめの「キャロットケーキ」は人気商品

尾崎さんおすすめの「ニューヨークチーズケーキ」

―Haccomachiのみそパウンドケーキ開発の際、苦労されたことはありますか?

後藤さん

もともと、さらさではアメリカの焼菓子を作っていたので和の食材をあまり扱ったことがなかったんです。抹茶や小豆ぐらいしか使ったことがなく、慣れていない食材での新商品開発だったので、試行錯誤を繰り返しました。

尾崎さん

そうそう。みそを使うのは初めてでしたね。みその優しい甘さを引き出せるお菓子にしたくて、まず白みそを使って開発をしました。ところが、白みそは料理に使うと甘いんですが、お菓子にするとしょっぱいんです。食材本来の甘さを引き出してあげるのが難しかった。

後藤さん

なおかつ、ただ甘さを出すだけじゃなくしっかり“みそっぽさ”も出したい。そんな思いもありました。
そこから使うみその配合を変えることで、みそっぽさを出しながら甘味を出せるようになりました!白みそに、信州みそを加えることで、バランスの取れた味わいになりましたね。
さらに、味をじゃませず、生地のしっとりした食感を活かすために上にはひまわりの種や、かぼちゃの種をトッピングしました。色合いもかわいくなったのでよかったです。

尾崎さん

米麹パウダーを加えることで、さらに生地のしっとりとした食感も出すことができました。
開発には約1か月かかりましたね。発酵食品を使うお菓子作り、非常に勉強になりました。

―苦労を重ねて、今のみそパウンドケーキがあるんですね。おふたりが、焼菓子を通してお客様へ届けたい思いはありますか?

後藤さん

私は、焼菓子を食べて“幸せ”を味わってもらいたいです。
もともと、お菓子にはキラキラしたイメージや、憧れがありました。料理ではなく製菓の道を選んだのも、そんな憧れがあったからだと思います。
料理って、もちろん美味しいものを楽しむために食べることもあるんですけど、健康を維持するために食べなきゃいけないという側面もあります。ただ、お菓子って常に必要かと聞かれると、そうではないんですよね。
だからこそ幸せになるための贅沢だなって思います。誰にでも平等に許されている贅沢。
そんな“幸せ”を味わってもらえるようなお菓子を作っていきたいですね。

尾崎さん

僕がモットーにしているのは“そのひとくちが、その日の気分を変える”。
さらさの役割は、“お客さんが日常の中で幸せになるきっかけ“になることだと思ってます。
特別な日でも、なんでもない日でも、来れば笑顔になれる場所になりたいんですよね。
お菓子のひとつひとつって小さいものです。でもその小さなお菓子を食べる小さなひとくちが、その日の気分を変えると思っています。クッキーひとつでも、職場で頑張ろう!って気持ちになったり、勉強の合間の息抜きをしたり、休みの日のはじまりを感じたり。
その人の気分を明るくするようなひとくちを、これからも作っていきたいです。



気持ちのこもった焼菓子たちで“幸せ”を味わってみて

明るいお二人の雰囲気は、「さらさ」のお店の温かみを表しているようでした。
今回ご紹介したみそパウンドケーキは、
「漬×麹 Haccomachi」の店舗で販売しております。店内でもお召し上がりいただけます。

■詳しくはこちらのメニュー表をご覧ください

素敵な焼菓子がいっぱいの「さらさ焼菓子工房」へもぜひ遊びにいってみてくださいね!

さらさ焼菓子工房


【住所】
京都市中京区三条通り猪熊西入る御供町309
(さらさ3と併設)

【営業時間】
11:30~18:00

【定休日】
水曜日

【TEL】
 075-822-1600

【WEB】
https://www.cafe-sarasa.com/

はっこまち編集部/カメラマン

スギヤマ

滋賀県出身。好きな発酵食品はヨーグルト。好きなものは、写真と旅行と映画とロック。BUMP OF CHIKENを追い続けて数十年。オススメの映画は「メメント」です。

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