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暑い季節にはやっぱりアイス
連日厳しい暑さが続く今日この頃。
ひんやりとした冷たいアイスが食べたくなりますよね。
アイスクリームの定番といえばバニラアイス。
子供から大人まで楽しめる人気のフレーバーです。
今回は、そんなアイスの定番バニラ味に発酵食品を組み合わせることで、 一味違った美味しさが楽しめる、バニラアイスのちょい足しアレンジをご紹介します♩
身近にあるものから「え、それをちょい足しするの?」というものまで、 幅広い発酵食品を使用しているので、是非、お気に入りのちょい足し発酵食品を見つけていただければと思います!
バニラアイスにちょい足し発酵食品9選
塩麹
一つ目の発酵食品は塩麹。
お肉やお魚の下味につかったり、ドレッシングとしてサラダに和えたりと万能調味料である塩麹。 バニラアイスにちょい足ししても美味しく食べることができますよ。
バニラアイスと合わせると、塩味と甘味が合わさって、甘じょっぱいクセになる味わいに。塩麹は少量でも塩味・旨味・コクを感じるので、ちょっとずつ調整して丁度良い塩梅で食べるのがおすすめです♩
また、塩麹を買ったは良いものの、微妙な量だけ余っている、という方もいるはず。 アイスクリームにのせるだけで完成するので、塩麹の使い切りレシピとしても活用できますね。
醤油
※澤井醤油本店の醤油を販売している「Key Stone」で購入
二つ目の発酵食品は醤油。
そもそも「え、醤油って発酵食品なの?」と思った方もいるはず。
実は醤油は、麹菌、小麦、食塩水からつくられた発酵食品なんです。
今回は、カフェ「漬×麹 Haccomachi」でも使用している澤井醤油本店の「二度熟成醤油」で試してみました。
こちらは、熟成期間が長く濃厚な味わいや豊かな風味があるのが特徴の再仕込醤油です。
バニラアイスにかけると、醤油の甘くて濃いコクがみたらし餡を彷彿させるような味わいに!
醤油にも色々な種類がありますが、あっさりとした薄口醤油や淡口醤油よりも、 コクのある再仕込醤油やたまり醤油のほうが、バニラアイスとの一体感がでておすすめです。
醤油の代わりに旨味が豊富な醤油麹をつかうのも良いですよ♪
味噌
三つ目の発酵食品は味噌。
日本人には親しみ深い発酵食品です。
バニラアイスの上にのせて食べると、味噌のコクのあるしょっぱさが、バニラアイスの甘さを引き立て何とも奥行きのある味わいに。和のテイストになるので、きな粉や餡子と一緒に食べるのもおすすめです。
その他、赤味噌や西京味噌など味噌の種類を変えて合わせると違った美味しさが楽しめますよ。
ただ、味噌ののせすぎには要注意。
味噌は少量でも存在感のある味わいなので、バニラアイスと合わせる際は、少量ずつ調整するのが良いかと思います。
甘酒
四つ目の発酵食品は甘酒。
バニラアイスに甘酒特有のコクのある甘みが広がり、奥行きのある味わいに。
甘酒が少し苦手、という方もバニラアイスと合わせることで食べやすくなるのではないでしょうか。
今回は、米麹の甘酒を使用しましたが、酒粕の甘酒を使うと、口の中で酒粕の香りがふんわりと漂う甘すぎないアレンジになりますよ。
また、粒感が残っている甘酒だと、食感がアクセントになって楽しめます。
甘酒と一括りにいっても種類が豊富なので、色々な甘酒からお気に入りの組み合わせを見つけたいですね。
本みりん
五つ目の発酵食品は本みりん。
本みりんは米麹、もち米、焼酎もしくは醸造アルコールからつくられたアルコール分を含む発酵調味料です。
砂糖とは異なるまろやかな甘みがあり、料理につかうのは勿論のこと、そのまま飲んでも美味しいのが特徴です。
そんな本みりんをバニラアイスにかけると、口に入れた瞬間、お米由来の旨味や上品な甘みがふんわりと広がり、なんともクセになる味わいに。
このひと手間でただのバニラアイスが大人の贅沢なスイーツになりました!
本みりんは13~14%程度のアルコール分を含んでいますので、 お酒が苦手な方はご注意くださいね。
本みりん:上品な甘さや芳醇な香りが特徴。アルコール分を14%程度含む。アルコールを長期間じっくりと糖化・熟成して造られる。
みりん風調味料:優れた甘さが特徴。アルコール分は1%未満。米や米麹のほかに、水あめなどの糖類やうま味調味料などが調合され短期間で造られる。
※その他、塩分が添加されたみりんタイプがある。
バルサミコ酢
六つ目の発酵食品はバルサミコ酢。
バルサミコ酢は、ブドウ果汁を木の樽で自然発酵(麹などの菌を加えない発酵)・熟成してつくられたお酢。
そのままバニラアイスにちょい足しすると、ブドウの香りとコクのある酸味が効いた味わいになります。酸っぱいのが苦手という方は、バルサミコ酢を少し煮詰めると甘みが増して食べやすくなりますよ。
バルサミコ酢に含まれる酢酸には、ブドウ糖から筋肉中のエネルギー源となるグリコーゲンをつくるのを促すはたらきがあります。そのため、夏バテなど、疲れたときにアイスクリームとバルサミコ酢を一緒に摂ることは、エネルギー補給に効果的なんですよ。
かつお節
七つ目の発酵食品はかつお節。
世界一硬いといわれている発酵食品、かつお節。
かつお節といえば、アツアツのごはんやお豆腐、おひたしなど和食の料理を思い浮かべる人が多いはず。でも実は甘いバニラアイスにちょい足ししても、美味しく食べられるんです!
のせるだけでも良いですが、バニラアイスとかつお節をよく混ぜたほうが、かつお節特有の旨味とバニラアイスの甘みがなじみマイルドな味わいに。
かつお節の食感が気になるという方は、糸削りや帯削りなどの細かく削られたかつお節を選ぶと良いかもしれません。
また、かつお節だけではまとまりを感じにくい場合は、塩をひとつまみいれると、味がグッと引き締まり、よりかつお節の旨味を楽しむことができますよ。
納豆
八つ目の発酵食品は納豆。
納豆といえば発酵食品の代表格ではありますが、バニラアイスとの組み合わせは俄かには信じがたいと感じる人もいるはず。
でも実は、納豆とバニラアイスを混ぜることでトルコアイスのような粘り気のあるアイスを楽しむことができるのです。
写真は混ぜる前ですが、実際は納豆と付属のタレとバニラアイスをよく混ぜて試食しました。 もちもちとした食感になり、何とも不思議な味わいに。
匂いが気になるという方も多い納豆ですが、バニラアイスと混ぜると納豆特有の匂いはそこまで感じにくくなりました。また、混ざった納豆は小豆や黒豆のような食感となり、良いアクセントになりますよ。
今回は藤原食品さんの京納豆を使用しましたが、 大粒納豆より小粒納豆のほうがより食べやすいかもしれません。
また、付属のタレではなく醤油をつかえば、さらに納豆感が減り、みたらしテイストのトルコアイス感覚で楽しめますよ。
ビール
最後の発酵食品はビール。
ビールにもたくさん種類がありますが、今回は一乗寺ブリュワリーさんのカカオハスクを使用した「FIND CACAO」を使用しました。ホップ由来のフルーティーな風味とキュッとした苦みの後に、じんわりとカカオのあまい香りが味わえるビールです。
バニラアイスにビールを注いで試食してみると、ビールのローストされた香ばしい苦みと、バニラアイスの甘みがベストマッチ!コーヒーフロートを彷彿させるような味わいに。
甘いものが苦手という方でも、食後のスイーツとして贅沢な時間を楽しめそうです。
こちらのビールですが私は黒ビールと近い味わいだと感じたので、すぐに試したいよという方は黒ビールで代用してみてください♪
お気に入りのちょい足し発酵食品を
今回、色々な発酵食品を夏の定番バニラアイスと組み合わせてみました!
私のお気に入りは、本みりん。
コクのある上品な甘さがバニラアイスとの相性抜群で、たまりませんでした。
皆さんもお気に入りのちょい足し発酵食品を見つけて、 夏にピッタリのバニラアイスをもっと楽しんでみてくださいね!