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隠し味の白味噌が決め手!濃厚なのに生クリームなしの「カルボナーラ」

関西ではお雑煮や、和菓子、西京漬などでおなじみの白味噌。

お正月用に買ったものの、まだ家に余らせている…という方も多いのではないでしょうか。

上品でフルーティーな「甘さ」とまろやかな「コク」が特徴ですが、それゆえに、どんな料理に使うのがよいのか悩みますよね。

そんな「白味噌」を有効活用できるレシピの中から、今回は「カルボナーラ」をご紹介します!

白味噌を使うことでほどよい塩味と甘さ、そしてコクが加わり、生クリームを使わなくても奥深い味わいに仕上がりますよ♩

どうして白味噌は甘いの?
味噌は味によって「甘みそ」「甘口みそ」「辛口みそ」に分けられます。
左から順に甘口で、右にいくほど塩分濃度が高く、塩辛い味噌になります。

塩分濃度は食塩の量と、‟麹歩合”で決まります。
麹歩合とは、原料の大豆に対する米麹や麦麹の比率のこと。
つまり、甘みそを作るには米麹や麦麹などの麹の比率を上げる必要があります。

関西の白味噌いわゆる「関西白みそ」と呼ばれる味噌は、味噌の中でもかなり麹歩合が高く(米味噌なので大豆に対して米麹比率が高い)、塩分は控えめ。米麹をたっぷり使うので、上品な甘みをもった味噌になるんですね♩味の分類では、「甘みそ」に該当します。
また、クリーム色なのは熟成期間が短いため。麹の種類や作り方によってさまざまですが、基本的に熟成期間が長ければ長いほどアミノ酸と糖が反応するメイラード反応が進み、色が濃くなります。

※一口に「白味噌」といっても、作り方によって塩分濃度や麹歩合はさまざまです。ものによっては甘くない白味噌も存在します。
原材料表示は、原材料の重量割合が高い物から順番に並べられています。麹歩合が高い味噌は、原材料で大豆より米や米麹が先に書かれていることが多いので、原材料をチェックしてみてもいいですね。

材料

(1人前)
ほうれん草 1/2束
ベーコン 50g
牛乳 大さじ5
白味噌 大さじ1
卵黄 1個
ブラックペッパー 少々

作り方

①ほうれん草、ベーコンを食べやすい大きさに切る。

②パスタを茹で、その間に牛乳・白味噌・卵黄・ブラックペッパーをボールで混ぜ合わせソースを作る。

※ダマがなくなるまでしっかり混ぜるのがポイント。

③熱したフライパンに油を引き、ベーコンを炒める。

※ベーコンをパンチェッタに変えると、より一層本格的に。少し塩味が増すので、お好みでどうぞ。

④炒めたベーコンを②で作ったソースに入れ、さらにそこへ茹であがったパスタを入れて混ぜ合わせる。

⑤先ほどベーコンを炒めたフライパンでほうれん草を炒める。ほうれん草に火が通ったら、④をすべてフライパンに入れ、具材とパスタをよく絡めたら完成!

お好みで温泉卵や粉チーズ、ブラックペッパーなどをトッピングしてお召し上がりください。

特別な材料を使わず、家にある材料でリーズナブルに作れるカルボナーラ。

生クリーム不使用で、重くなりすぎないのもうれしいポイントです!

ベーコンの塩味が白味噌の甘さによって際立つので、塩分控えめに作れます。
また、ほうれん草をたっぷり使うので、野菜も一緒に摂れますよ◎

白味噌が入っているので、具材にしめじやネギなどを使い、和風カルボナーラに仕上げるのもおすすめです。

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