さっぱりとした酸味とお箸が進む塩気、そして醤油由来の旨味で、かけるだけで味が決まるぽん酢は、季節を問わずおうちで大活躍する調味料のひとつですよね。私は餃子のつけダレによく使います!冬には鍋にも欠かせませんよね。
そんなぽん酢ですが、世の中にはいろんな種類、味わいのものがあります。
例えば果実感の強いものや出汁がよく効いてるものもあれば、醤油感が強いもの、さらにはごまが入ったものなど、スーパーの棚を見渡すだけでも、多種多様なぽん酢が並んでいます。
Haccomachiを運営する京都一の傳でも、実はぽん酢の取り扱いがあります。
その名も「白味噌ぽん酢」。白味噌を始めとする発酵食品の魅力を知り尽くした京都一の傳 本店の料理長監修のぽん酢です。
その特徴は、なんといってもゆずの爽やかな酸味のぽん酢に白味噌のまろやかな甘さとコクが加わっているところにあります。
サラダや揚げ物、鍋にも合うため万能というお声や、美味しくてあっという間になくなったのでリピートしましたなど、うれしいお声を頂戴している京都一の傳の人気商品のひとつです。
今回はその「白味噌ぽん酢」を使ったアレンジレシピをいくつかご紹介します!
これから気温がぐんと高くなるため、料理をするのも億劫になりがち。そんな時にかけるだけ、和えるだけで味が決まる白味噌ぽん酢があると重宝しますよ。
他にはない“さっぱりまろやか”な味わいをぜひご家庭でたっぷりとご堪能ください。
「白味噌ぽん酢」かんたんアレンジ
豚しゃぶにかけて
みなさんご存じの通り、しゃぶしゃぶとぽん酢の相性が抜群なように、白味噌ぽん酢との相性ももちろん抜群!
冷やしたうどんなどの麺と、野菜、そして豚しゃぶをのせて上から白味噌ぽん酢をかけるだけで夏にぴったりの冷やし麺にも♩
酸味の中に白味噌の上品な甘さが加わることで、奥深い味わいになるので、麺類ともよく合いますよ。
ささみにかけて棒棒鶏風に
茹でたささみときゅうりの上からかけるだけで棒棒鶏風のヘルシーな一品に。
白味噌ぽん酢で味がきっちりと決まるのでささみは下味などをつけなくてOK。
副菜にぴったり、暑い日にも食べやすい一品です。
さっぱり味の野菜炒めに
豚肉、キャベツやもやしなど、好みの具材に塩こしょうをふって炒め、最後に白味噌ぽん酢を加えて絡めたら完成。
味噌の奥深さとぽん酢のさっぱりとした後味で、野菜もお肉も無限に食べられる野菜炒め。
いつも同じような味付けになってしまうという方におすすめのアレンジです!
レンジとトースターを使ってお手軽グラタンに
一口大に切った鶏肉やきのこ、ほうれん草をレンジで加熱してグラタン用の耐熱皿に並べ、上から白味噌ぽん酢とマヨネーズを和えたソースをかけ、チーズをふってトースターでこんがり焼きます。
爽やかな酸味が具材の旨みを引き立て、マヨネーズと白味噌のコクで全体がまとまります。
チーズともよく合いますよ♬一度試してみてほしいアレンジです。
他にも湯豆腐のつけダレにしたり、とんかつやハンバーグのソースにつかったり、きゅうりとわかめの酢の物の和え衣にしたりなど、どんなお料理にも気軽に使えるのがうれしいポイント。
わさびやからし、一味など、辛味を加えても美味しく食べられます。
商品には、食べ方のしおりがついているのでぜひ参考にしてみてください。
ぽん酢と酢の違いとは
ところで、皆さんは「ぽん酢」と「酢」の違いをご存じですか?
酢はお米やりんご、ぶどうなどの糖分をもつ原料を発酵させ酒にした後、さらに酢酸菌で発酵させたもの。
そして、ぽん酢は柑橘類の果汁と、酢、醤油などの調味料を合わせて作る加工酢のことを指します。
実は、ぽん酢は、柑橘類の果汁と酢のみで作られたレモン汁のような色をしたものを指し、ぽん酢醤油(味付けぽん酢)はそこへ醤油や出汁などで味をつけた茶色のものになります。
大体の方が想像するぽん酢は「ぽん酢醤油(味付けぽん酢)」ではないでしょうか。お店に出回っているぽん酢も「ぽん酢醤油(味付けぽん酢)」がほとんどですよね。
ぽん酢には酢の栄養素と柑橘類の栄養素が
加工酢とはいうものの、酢が含まれており、さらに柑橘類の果汁も合わせて摂れるぽん酢。
酢に含まれる「酢酸」には、脂肪の分解と燃焼を促進する特性があり、肥満予防や内臓脂肪のたまりすぎによる生活習慣病の予防効果が期待できます。ほかにも酢酸には、カルシウムの吸収を促進する働きがあるので、骨粗しょう症や老化防止効果も。
また、柑橘類に含まれるクエン酸には、疲労物質である乳酸を分解し、新陳代謝を促す働きがあります。ほかにも血液の酸性化を抑制したり、ミネラルの吸収を促進したりと老化防止や美肌効果が期待できます。
ただし、酢には塩分が含まれないのですが、ぽん酢醤油(味付けぽん酢)には醤油などで塩分が追加されています。(酢と果汁のみのぽん酢には塩分は含まれていません) 果汁や昆布出汁が入ったものもあり、まろやかで食べやすいというのがぽん酢醤油の大きなメリットですが、摂りすぎると塩分過多になってしまうので注意が必要です。
夏の疲れには酢酸・クエン酸を
夏になるとじりじり照りつける太陽に体力を削られたり、部屋の中と外の温度差が体に負担をかけたりと疲れがたまりやすいもの。
乳酸を代謝させるクエン酸やエネルギー源となるグリコーゲンの生成を助ける酢酸は、疲れた体を元気にしてくれる嬉しい栄養素です。
また、食べるとさっぱりする酸味のある食べ物は食欲のないときにも食べやすいですよね。
酢酸・クエン酸が含まれる発酵食品「ぽん酢」を上手に使って暑い夏を乗り切りましょう!