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おうちでもおいしいコーヒーを味わおう。「京都の素敵な珈琲店」vol.1

前回の記事では、コーヒーの製造工程には発酵の力が活用されていることをご紹介しました。
コーヒーは豆の生産国、農園、品種、製造方法など各々異なり、この世にひとつとして同じ1杯はないんですね。




今回は京都のコーヒーショップをご紹介。
こだわりを持って豆を選んでいるお店ばかりで、どのお店も豆の販売をしています。
おうち時間が増えた今、豆を買って帰り、おうちで淹れれば至福のおうち時間を過ごせるはず。
自分で淹れたコーヒーは格別ですよ。

ぜひお気に入りのお店を見つけてみてください!

Coffee山川

京都の人気エリア「御所南」。閑静な住宅街の中にハイセンスなカフェが多いエリアです。
そんな御所南エリアの富小路通を夷川通を東に入ったところにある「coffee山川」さん。


平成26年に現在の場所に移転されたそう。
なんと32種のコーヒー豆を常備!イートイン、テイクアウトができます。
※現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のためテイクアウトのみ


コーヒー豆は焙煎してから長期保存すると、味が変わってしまうため生豆を店内で保存しています。
好きな味や雰囲気をオーダーすると、その場で高速焙煎機で焙煎!
焙煎の香りも楽しめる最高のお店です。

オーナーの山川さん曰く、
「焙煎した直後と1週間後では味はかなり違う。おいしい瞬間をお客さんに合わせてもらうのではなく、その場で焙煎し、美味しい状態をいつでも楽しんでほしい」。
そんな思いで始められたコーヒーショップは、今年で15年になるそう。


学生の頃シアトルに住んでいたオーナーの山川さん。
その頃というのは、日本はまだスターバックスが展開する前。
必ず大学にはカフェテリアがあり、日常の中に溶け込んでいた存在であるコーヒー。
シアトルの生活の中で、そんな「嗜好品ではなく”日常品”のコーヒーを日本で提供したい!」とお店を始められました。


頂いたのは「おおきにブレンド」と「プレミアムショコラ」の2種類。

『おおきにブレンド』
酸味がありスッキリした後味。ついつい手が止まらなくなる飲みやすさです。スッキリしているのですが鋭すぎず、柔らかさもあるため非常に飲みやすい定番ブレンドだそう。

『プレミアムショコラ』
しっかり目の甘さと苦みが楽しめます。香りは少し鋭いですが、とろけるような甘さが広がる舌触り。


オーナーの山川さんは、もちろん淹れ方へのこだわりもお持ちですが、豆を買ってくれたひとがいつでもおいしいコーヒーを飲めるように手渡すまでの工程こそこだわっているそう。
丁寧にハンドピックし、誰が淹れても美味しい安定した品質の豆を提供できるように努めていらっしゃいます。

お店でずらりと並んだコーヒー豆を選ぶ高揚感と、山川さんのフランクな人柄を知ると、毎日の生活に取り入れたくなること間違いなし。
また、自分好みのコーヒーをブレンドしてもらうことで、京都にきた思い出としておうちに持ち帰れるのではないでしょうか。

「coffee山川」さんは、世界に一つのコーヒーを作ってくれる、通いたくなるコーヒーショップ。
ぜひ一度足を運んで、焙煎したてのコーヒーの香りを味わってみてください。

店舗情報

【所在地】
〒604-0972 京都市中京区夷川通富小路東入大炊町357石倉ビル1F
【営業時間】
月曜日8:45-17:00
火曜日~日曜日8:45-18:00
【電話番号】
075-223-2278
(受付時間 9:00-17:30)
【定休日】
水曜日
【公式サイト】
https://www.coffeeyamakawa.com/

STYLE COFFEE

京都一の繁華街である四条河原町。若者が多く集まるエリアですが、河原町通りは北へ上ると落ち着いた街並みへと変わっていきます。
丸太町通りと交わるあたりには、フレンチビストロやおしゃれなパン屋さんが数多くあり、 繁華街ではなく落ち着いたおしゃれな住宅地としての顔を見せます。

そんな河原町丸太町の交差点からすぐ。
北へ2分ほど上ったビルの1階にある「STYLE COFFEE」さん。
お店はアイランド型のカウンターが真ん中に配置されたシンプルな作り。
スタイリッシュで洗練されていますが、オーナーの黒須さんはどのお客様とも気さくに話されており、入りやすい雰囲気です。


常時4〜6種類のコーヒー豆が用意されており、定期的に入れ替わります。 東京のコーヒーショップで働いていたオーナーの黒須さん。
さらに視野を広げたい!とメルボルンへ修行に行かれました。

浅煎りのコーヒーは渋かったり、嫌なきつさがでやすいのですが、「STYLE COFFEE」さんのコーヒーは香りやフルーティさなどおいしさが引き立っています。
それもそのはず。その日の気温や湿度によって、当日の朝に抽出のレシピを考え、抽出されているそう。
海外のコーヒー文化に触れた黒須さんの淹れるコーヒーは、たくさんの経験が凝縮された1杯です。


豆の味の違いがしっかりわかる浅煎り~中浅煎りのコーヒーを頂きました。

『エルサルバドル』
ダークチョコレートを思わせる華やかな香りが広がります。やわらかな酸味が楽しめますが、非常に飲みやすい口当たり。酸味のあるコーヒーを普段あまり飲んだことがない方でも飲みやすいのではないでしょうか。

『エチオピア』
口に含んだ瞬間まるでラズベリージャム!甘酸っぱさが口の中いっぱいに広がり、紅茶を飲んだ時のような軽やかさとフルーツの香りがします。


メルボルンでの経験について、「カフェ用語さえ覚えれば外国のカフェで働けるが、お客様といろんな話をして、打ち解けてもらいたい。まずは英語を覚えなければならないのが大変だった」と語る黒須さん。
コーヒーを通してコミュニケーションをとることが日常的なメルボルン。バリスタとの関係も店員さんというよりも友達のような存在です。

「STYLE COFFEE」さんに来られるお客様ひとりひとりを覚えて親しげに話される黒須さん。
その姿を見ていると、メルボルンのオープンで日常に溶け込んだカフェが想起されます。おいしいコーヒーと通いたくなる居心地のよさを楽しめるお店です。


「STYLE COFFEE」さんは、コーヒーのもつ美味しさを引き出し、それぞれの豆の違いを感じながらコーヒーが飲める洗練されたコーヒーショップ。ぜひ足を運んでみてください。

店舗情報


【所在地】
〒602-0877 京都市上京区桝屋町360-1ペアリーフ御所東1階
【営業時間】
月曜日~金曜日8:30-17:00
土曜日・日曜日9:00-17:00
【電話番号】
075-254-8090
【定休日】
火曜日
【公式サイト】
HP:https://www.stylecoffee.jp/

お気に入りのコーヒーで、日常に彩りを取り入れましょう!


京都には素敵なコーヒー専門店がたくさんあります。
扱う豆の種類や、お店の雰囲気、オーナーさんの思いなど、お店の個性は様々。
ぜひお気に入りのお店を見つけて、コーヒーのあるおうち時間を楽しんでくださいね。

はっこまち編集部/カメラマン

スギヤマ

滋賀県出身。好きな発酵食品はヨーグルト。好きなものは、写真と旅行と映画とロック。BUMP OF CHIKENを追い続けて数十年。オススメの映画は「メメント」です。

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