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【京都女性カメラマンが教える】市内から近い京都の絶景紅葉 vol.2

美しい紅葉の絶景を見に行きたい。
でも車で何時間もかかったり、山道を登ったりする場所ではなく近場で…。
さらに混雑していない穴場のスポットがあれば…。

京都で撮影を続ける私が毎年考えていたことです。

今回の記事では実は秘密にしておきたい、その場所のひとつをご紹介します!

市内からすぐにいける!隠れた紅葉名所「京都御苑」

環境省京都御苑管理事務所

京都市街のほぼ中央に位置する京都御苑。
平安から明治まで天皇が住んでいらっしゃった場所です。そんな歴史が刻まれた場所ですが、今では京都府民憩いの場として無料で入ることができます。

チケット売り場で並んで、行列を作って順番を待って、というのは紅葉名所ではよく見られる光景ですが、御苑内には決まった入り口や順路がないため、京都の歴史に思いを馳せながら、穏やかに御苑の美しさを感じられます。
また、ベンチがいくつも設置されているため、ゆっくりと座りながら紅葉を楽しめます。

混雑しづらいうえに、自分のペースで順路など関係なく回れる。
さらに休憩できる場所も多く、紅葉も綺麗という素敵な場所ですが、
中でも私がおすすめするのは、この御苑内の「凝華洞(ぎょうかどう)跡」という場所。

環境省京都御苑管理事務所

こちらが京都市上京区の区民誇りの木にも指定されている「凝華洞跡のイチョウ」です。
この「凝華洞跡」の大きなイチョウが、紅葉シーズンの京都御苑の見どころのひとつです。
幹周は約5. 4m、樹高約26.0mという立派なイチョウが小高い丘の上に映えており、その景色は圧巻。

凝華洞は、幕末には京都守護職・松平容保(まつだいら かたもり)の仮宿舎として使われていた場所ですが、今では何も残っておらず、大きなイチョウがそびえ立つのみとなっています。

美しい一面イチョウのじゅうたんにきっと感動するはず。
ちなみに、こちらのイチョウは雄株だそうで、銀杏臭もしません。

御苑内は東西約700メートル、南北1300メートルの範囲で総面積は92ヘクタール。
そのうち国民公園となっている京都御苑は65ヘクタール。
東京ディズニーランドはおよそ51ヘクタール。比較してもかなり大きい公園になりますね。

その至るところでモミジやカエデ、イチョウが見られるため、混雑することなく紅葉を楽しめます。

凝華洞跡の位置は京都御苑公式サイト内のマップでご確認ください。

京都女性カメラマン的おすすめポイント

どこの名所よりも広いため、混雑することがないです!
そして駅を出てから階段や登り坂がほぼゼロなのも、お子さん連れの方や、高齢者の方も安心なポイントかと思います。ただ、細かな砂利道になるところもありますのでご注意くださいね。

広い土地のなかにたくさんのカエデとモミジがあるため、「自分だけの秘密のフォトスポット」を見つけるのもいいのではないでしょうか。

交通の便も非常に良く、京都駅から地下鉄で一本。
乗り換えが必要なく、乗車時間も約8分程度のため、京都駅からですと地下鉄利用がおすすめです♪

京都御苑へ行く際の注意とポイント

見頃は11月下旬。
京都御苑は丸太町通から今出川通まで約1km続く庭園です。入り口が複数個所あるので、アクセスを調べる際はどの入り口から入るかご注意ください。

なお、今回の記事でご紹介した「凝華洞跡」は、丸太町側の入り口から入られたほうが近くなりますよ。

紅葉を楽しんだ後は、京都らしいランチ、アフタヌーンティーはいかがですか?

京都ブランドの醤油や味噌、お酢、納豆といった発酵食品を美味しく気軽に楽しめる♪ 「漬×麹 Haccomachi」店舗では、古都・京都でしか味わえないランチやアフタヌーンティーを提供しています!
朝は8時からオープンしているので朝ごはんでもお使いいただけます。

今回ご紹介した京都御苑からは、
1.市営地下鉄烏丸線で「丸太町」駅から「烏丸御池」駅へ(1駅/6分)
2.「烏丸御池」駅から徒歩6分
で到着★

京都へのご旅行・おでかけで素敵な京都発酵メニューをお楽しみいただければ幸いです。

京都御苑 アクセス・詳細情報

【住所】
京都府京都市上京区京都御苑3

【電車】
京都市営地下鉄 烏丸線「丸太町」駅 下車 「間之町口」へ徒歩5分
京都市営地下鉄 烏丸線「今出川」駅 下車 「乾御門」へ徒歩3分

【バス】
四条河原町駅より10号系統で「烏丸丸太町」バス停下車 徒歩3分
四条河原町駅より51号・59号系統で「烏丸今出川」バス停下車 徒歩3分
三条京阪駅より10号系統で「烏丸丸太町」バス停下車 徒歩3分
三条京阪駅より59号系統で「烏丸今出川」バス停下車 徒歩3分

【自転車・バイク】
駐輪場あり
無料

【拝観時間】
終日 ※ライトアップはしていないため、日没までの来苑がおすすめです

【拝観料】
無料

HP : https://fng.or.jp/kyoto/