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Hacco×和菓子さんぽ② 1年に1日!宵山だけの和菓子とは?

もうすぐ7月。京都の7月は祇園祭一色☆


ということで、今回は、祇園祭にちなんだ和菓子をご紹介します。


そのお菓子は、東山安井にある1806年創業の老舗「柏屋光貞」さんの「行者餅」♪

年に一度、7月16日(祇園祭の宵山の日)にのみ販売される白味噌を使ったお菓子です。

こちらが「行者餅」です★
1806(文化3)年、京の街に疫病が流行った際、「柏屋」の4代目が山伏として修行していた時に見た夢のお告げ通りに行者の衣を模した菓子を作りました。

それを祇園祭の山鉾“役行者山(えんのぎょうじゃやま)”にお供えし、周囲の人々にも配ったところ、その人々が疫病から逃れたという故事があります。

それ以来このお菓子を「行者餅」と名付け、1年に一度、山鉾巡行の前夜すなわち宵山1日のみ販売されているのだそうです。(2017年より予約制でなく、当日販売のみとなりました。)


私は一昨年に購入したのですが、その日は10時頃から行列に加わり、約1時間半後にようやく5ヶ入2箱をGet!!

求肥餅と白味噌餡がクレープ状の皮で包まれていて、柔らかな生地の中の白味噌餡は、味噌の風味・コクがとても豊か。

そこに山椒のスパイシーさがピリリとアクセントになっているので、最初の一口目は少しだけ驚きました。(笑)

トロリとして、餡というよりは白味噌ダレというイメージ。口の中全体にふわりとお味が広がっていきます。

年に一度だけのこの貴重なお菓子は、無病息災を願う人々にこの先もずっと買い求められ、味わい継がれていくのでしょうね。


そして、もう1つご紹介したいお菓子があります。


華やかなパステルカラーのGood Lookingな「おおきに」。

こちらは通年販売で、web上でも話題になっているお菓子なので、いつか味わってみたい!と思っていました♪


すり蜜琥珀のお菓子で、噛んでみるとシャリッとした食感ながらも、中はもっちり。淡雪羹の密度を高め凝縮したような、食べたことのない食感!

みずみずしさが口の中でゆっくりとほどけていきます。

賽の目に切り出された「おおきに」は、白・茶・黄緑・ピンクの全4色。

茶色は黒糖味で、コクがありまろやか。黄緑は爽やかな柚子の香りをまとっており、ピンクにはベリー系の風味を感じました。

凍らせて食べても美味☆
と友人から聞いたので、半日ほど冷凍庫へ。

シャリッとひんやりしてまるでシャーベットのよう。
ココロ踊るかわいさ、そして他にはない食感と風味。大人気の理由を実感いたしました★


こちらのお店には、1年に一度だけ販売されるお菓子がもう1つ。

節分の日に販売される「法螺貝餅」という厄除けのお菓子です。

1年に一日だけの貴重なお菓子を味わってみられてはいかがでしょうか♪

■柏屋光貞

住所:
 京都府京都市東山区安井毘沙門町33-2
営業時間:
 10:00~売切れ次第
定休日:
 日曜 祝日
 ※ただし節分、祇園祭の宵山の場合は営業
TEL:
 075-561-2263
アクセス:
 祇園四条駅から643m

■今回紹介した商品はコチラ
・行者餅
3個入1,200円 / 5個入2,000円 / 10個入4,000円
・おおきに
49個入1,150円

はっこまち編集部

藤井綾子

京都市在住。好きな発酵食品は、どぶろくと紹興酒。好きなものは和菓子、親子イベント、世界遺産。オススメの旅先はガラパゴスです。


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