京都の紅葉を楽しもう！

四季折々の景色が楽しめる日本。
秋はなんといっても赤や黄色に色付く紅葉が見どころですよね。
紅葉の名所は日本各地にありますが、その中でも神社仏閣や日本らしい街並みを持つ京の紅葉は風情豊かでとてもおすすめ。

今回は京都在住の私が選ぶこの秋に訪れたい紅葉スポットを４つご紹介します♪
是非、これからのお出かけの参考にしてください。

渡月橋越しにみる「嵐山」の紅葉：嵐山

最初にご紹介するのは、京都屈指の人気観光スポット嵐山。
紅葉シーズンのみならず、竹林散策や保津川下り、食べ歩きグルメなど一日中遊べる場所として多くの人が訪れる観光名所です。嵐山は各所に見どころがありますが、嵐山のシンボル的存在「渡月橋」越しにみる山々の紅葉は特におすすめ。赤や黄色に染まった山一面は、まさに野山の錦です。

ちなみに、阪急嵐山駅から渡月橋に向かう道のりにある中ノ島橋からみえる景色もおすすめです。 嵐山をバックに紅葉が小川を彩ります。水面に映る紅葉にも趣がありますね。
散策路の多い嵐山では、自分だけのお気に入りの一画を見つけられるかもしれませんよ。

苔庭を彩る「祇王寺」の散り紅葉：嵐山

続いてご紹介するのは渡月橋より徒歩20分ほどに位置する紅葉スポットのひとつ「祇王寺」。 大覚寺の近くにある尼寺で、平家物語にも登場する竹林ともみじに囲まれた草庵です。
渋い緑と深い紅のコントラストが美しく、特に、朝の木漏れ日が降り注ぐ時間帯は、しみじみたした風情溢れるひと時を過ごすことができます。
晩秋になると、たくさんの散り紅葉が重なり、　庭園や小路を鮮やかに彩ります。

私が昨年うかがった時には、本堂のすぐ近くに可愛いらしいハートの紅葉がありました。 お坊さんが散り紅葉を集めてできたものだと思われます。 タイミングが良ければ皆さんも出会えるかもしれません♩

市民の憩いの場「梅小路公園」の紅葉：梅小路京都西

次にご紹介するのは京都駅近く、市街地に位置する梅小路公園。京都水族館や鉄道博物館と隣接する広々とした公園で、小さな子供から学生、お年を召した方まで、たくさんの方が訪れる憩いの場です。これからの季節には小川沿いの木々が紅葉し、頭上に広がる照葉を楽しめる散策路となります。

また同公園にある池泉回遊式庭園「朱雀の庭」の紅葉もおすすめ。
中央の池を囲むように木々が彩ります。園内には落差6メートルの滝もあり、庭園ならではの造形と紅葉のコラボレーションを隈なく堪能できますよ。また、夜になるとライトアップでの紅葉鑑賞もあり、光に照らされた紅葉が池に映る「逆さ紅葉」も有名です。

晩秋の風情「毘沙門堂」の敷紅葉：山科

最後ご紹介するのは京都駅からJR京都線で一駅の山科駅近くにある毘沙門堂。七福神「毘沙門天」を祀っていることがその名の由来とされています。
秋晴れの日には日差しが上から降り注ぎ、路の紅葉がキラキラと光り輝きます。

そんな毘沙門堂の紅葉で是非見てほしいのが、勅使門へと続く坂道の敷紅葉。境内の紅葉も素晴らしいのですが、ひらひらと舞い落ちた紅葉で床一面が赤く染まった光景は圧巻の美しさですよ。紅葉のピークが過ぎ去ったあとでも、散り紅葉というかたちで、その風情を楽しむことができます。

是非、お気に入りの紅葉名所を見つけてくださいね♩

紅葉狩りの合間に京懐石や発酵カフェで一休み。京土産も。

散策の合間に楽しみたいのが京都グルメ。
今回は、京都一の傳 本店と発酵カフェ「Haccomachi」をご紹介いたします。

ランチにおすすめ！西京焼きがメインの京懐石

錦市場近くに佇む京都一の傳 本店2階のお食事フロアでは、四季折々の食材や、京都一の傳秘伝の西京漬「蔵みそ漬」をつかった「月替わりのおもてなしコース」をご提供しています。一品一品丁寧に趣向を凝らしたお料理をが堪能できます。

1階お買い物フロアでは、秘伝の西京漬「蔵みそ漬」をはじめとする様々な逸品を購入できるので、自分用にはもちろん、大切な人へのお土産選びにも◎お買い物に関しては、本店以外に、ジェイアール京都伊勢丹B1にもお店を構えているので、京都駅をご利用の方はこちらでもショッピングいただけます。観光中で持ち歩きができない場合には発送も対応していますよ。

朝食やカフェタイムにぴったり♪発酵カフェ「Haccomachi」

発酵カフェ「Haccomachi」もアクセスのよい錦市場近くにあるため、立ち寄りやすい立地です。また朝食を朝8時よりご提供しているため、散策前の朝ごはんにもぴったりですよ。看板メニューの「発酵ごぜん」は自家製甘酒をはじめとする発酵食品が盛りだくさん。気軽にエネルギーをチャージできます♩

また、カフェタイムには甘酒と発酵バター2種の発酵食品をつかった、発酵クレープの提供も。中はもちっ、外はカリッと焼き上げたこだわり生地を堪能しながら散策で疲れた体を癒すのもおすすめです。口の中に広がる甘酒由来の優しい甘さが、小腹を満たしてくれますよ。

もちろんテイクアウトもできるので、散策のお供としてもおすすめです。