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レモンは栄養がたっぷり!
レモンにはビタミンCを筆頭に、疲労回復に効果的な「クエン酸」や生活習慣病の予防に役立つ「ポリフェノール」、アロマのような香料にも使用されリラックス作用のある「リモネン」、むくみ改善が期待される「カリウム」など、体にうれしい栄養素が豊富に含まれています。
今回はそんな栄養価の高いレモンが丸ごと入った、手作りレモン麹をご紹介します!
レモン麹を作ってみよう
一年を通してスーパーに並んでいるイメージのレモンですが、国産レモンの旬は冬であることはご存じでしたか?国産レモンは11月~3月、特に多く出回るのが12月だそうです。そんな今が旬の国産レモンを贅沢に使用した、栄養たっぷりの万能調味料「レモン麹」を作ってみましょう!
材料
国産レモン | 1個 |
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米麹 | 80g |
塩 | 40g |
水 | 160ml |
※保存容器や調理器具は煮沸するか、アルコールでしっかり消毒した清潔なものを使用してください。
今回はレモンを皮ごと使用するため、無農薬の国産レモンを選びました。輸入レモンで作る場合は、果汁と果肉のみ使用するか、よく洗ってからの使用をオススメします。
流水でしっかりとこすり洗いする。
▶農薬やワックスを使用しているレモン塩を手に取りなじませ、揉み洗いする。
▶輸入レモン熱湯にレモンを入れ、15分ゆでる。その後流水ですすぐ。
※全ての付着物が取れるとは限りません。
作り方
① レモンはよく洗い水気をふき取る。
② ヘタを落とし種を取り除いたら、皮ごとみじん切りにする。
③ ②に米麹、塩、水100mlを加えてよく混ぜる。
④ ヨーグルトメーカーに③をいれて、60度・8時間に設定する。
※途中で2~3回かき混ぜ、水が減っていたら追加する。今回は60ml追加しました。
⑤ 時間がたち、とろみが付いたら完成!
出来上がったレモン麹は冷蔵庫で保管のうえ、1ヶ月を目途に使い切るようにしましょう。
レモンの爽やかさと米麹の旨味が混ざり合い口当たりがまろやかなレモン麹に仕上がりました。米麹の旨味、塩の塩味、レモンの酸味とほのかな苦みが加わり、一口で5つの味覚を感じられる奥行きのある味わいです。
作る時の注意点
レモン麹を作る際は、使用する米麹やレモンに含まれる水分量によって必要となる水の分量が変わるため注意が必要です。水が少ないと、米麹の芯が残りパサパサとした質感になってしまいます。ヨーグルトメーカーに入れた後はレモン麹がちょうど浸かる程度の水分量に保つと、程よくとろみのあるレモン麹に仕上がります。
レモン麹活用レシピ
レモン麹のチキンソテー
鶏肉にレモン麹をもみこむだけで、いつもよりワンランク上の料理が作れます。麹に含まれる「プロアテーゼ」と呼ばれる酵素の効果でお肉がやわらかくなり、よりジューシーな仕上がりに。口に入れるとレモン麹の塩味と爽やかな香りが食欲を刺激し、ついお箸が止まらなくなる一品です!パンにお好みの野菜と挟んで、サンドイッチにアレンジするのもおすすめ♪
アボカドとえびのレモン麹マリネ
レモン麹とオリーブオイル、食材を和えるだけで完成するお手軽マリネ。食卓にもう一品追加したいときやお酒のつまみにもおすすめです。レモン麹自体にしっかり味が付いているので、少量でもお洒落な味わいになりました。今回はアボカド、えび、トマトで作りましたが、他の食材で代用しても美味しく仕上がります。簡単に作れるので、お好きな食材や調味料と組み合わせてみてくださいね。
どんな料理にも合う万能調味料
万能調味料の名の通りお肉やお魚料理の下味としてはもちろん、オリーブオイルと混ぜてドレッシングにしたり、スープや和え物、パスタソースなど幅広いジャンルで大活躍します。
そのままでも素材の旨さを引き出し味がしっかりと決まりますが、いつもの料理に隠し味として加えても奥行きのある華やかな味わいに仕上がるので、是非色々な料理に活用してみてくださいね。栄養豊富な万能調味料「レモン麹」を取り入れて、寒い冬を乗り切りましょう!