三条柳馬場入る。
歴史ある千年の都、京都で発酵カフェ「漬×麹 Haccomachi(つけかけるこうじはっこまち)」はオープンしました。
Haccomchiってどんなお店?
1927年に創業した〈京都一の傳〉。
日本の食文化を通して多くの人に喜びと笑顔を届けたい。
その思いを創業から忘れることなく持ち続けてきました。
西京漬を昔ながらの製法で作りつづけ、もうすぐ創業100周年を迎えます。
古都・京都でこれまで培ってきた「漬け」の技術と「発酵」の知識を活かし、“発酵の力で生み出されるおいしさをいろんな世代に体感してもらいたい”。
そんな思いから生まれたのが「漬×麹 Haccomachi」です。
どうして発酵食品なの?
近年欧米的な食文化の流入や生活スタイルの変化によって、日本食文化がゆらぎつつあります。
一方、2013年には「和食」が無形文化遺産に登録されたように、世界的にも注目を集め、日本食の良さが見直されています。
日本の伝統的な発酵調味料である味噌、醤油、みりん、米酢などは、いずれも麹を用いてつくられたものです。 麹菌の酵素が生み出す甘みや旨みが、古来より日本の食文化に彩りを添えてきました。
しかし “発酵”と聞くとちょっと頑張って生活に取り入れなきゃいけないイメージがある人もいるはず。
でも本当はよく慣れ親しんだ味ばかりで、気軽に楽しめるもの。
さらに美味しいだけでなく、体が喜ぶ要素がいっぱい!
私たちは、日本で作られ、日本で長年愛されてきたすごいパワーを持つ発酵食品たちで、毎日の生活を簡単に、豊かに、楽しくできるのでは?と考えました。
忙しい現代社会を生きる女性たちに、発酵と出会い、発酵を楽しんでもらえたら。
私たちは、今日まで受け継がれてきた発酵文化の伝統を現代に合わせてリノベーションし、「日々を豊かに暮らす」ためのヒントを、Haccomachiから発信していきます。
お店で出会える発酵食品ってどんなものがあるの?
Haccomachi特製 発酵ごぜん
一番人気の「発酵ごぜん」は、肉・魚・野菜をバランスよく摂れ、様々な発酵食品を楽しめる、朝ごはん&ランチ限定のメニュー。
塩麹、ヨーグルト、味噌、醤油、みりん、アンチョビ、かつお節など、身近なものからそれって発酵食品だったんだと驚くものまで、すべての料理に発酵食品を使っています。
中でもご好評をいただいているのは、お店のロゴ付きのショットグラスに入った「自家製米麹甘酒」。
酒粕を使った甘酒とは違い、ノンアルコールで、材料はお米と麹だけ。
お米と麹だけで作られた甘酒は砂糖不使用とは思えないクリーミーな甘さで、発酵の力を体感できるはず。
「甘酒は苦手だと思っていたけど、美味しくてこれなら毎日飲みたい!」という声も多々いただいています。苦手意識があったり、食わず嫌いしている方にこそ、ぜひ試していただきたい一品です!
メインはタンドリーチキンとかじきまぐろ。肉と魚を少しずつ楽しめるのも嬉しいポイント。 タンドリーチキンはヨーグルトに、かじきまぐろはオリーブオイル塩麹に漬け込んでいます。 発酵食品に漬けることによって引き出された素材の柔らかさを楽しめますよ。
ほかにも、卵や野菜などを使ったメニューやアツアツのおにぎりやあたたかいスープ、とろける食感のHaccomachiオリジナルプリンなど、多種多彩なお料理をちょっとずつご堪能ください。
Haccomachiオリジナルドリンク
ヨーグルトで割ったり、ミルクとミルクフォームと合わせたり、自家製米麹甘酒を使ったアレンジドリンクもたくさん。
夏には自家製ジンジャーシロップで作る甘酒ジンジャーエールが人気です。寒い時期はホットラテがおすすめ。冷えた体をぽかぽかの甘酒が自然な甘さで癒してくれますよ。
甘酒の他にも、京都のお酢ブランド〈村山造酢〉さんの「千鳥酢」に季節の果実を漬け込んで作る自家製果実酢のソーダもご用意。 まろやかな酸味と果物の甘味が合わさったすっきりとした味わいで特に女性に人気です!ゴロゴロ入った果肉も一緒にお楽しみいただけます。
店舗にお越しの際はぜひご賞味いただきたいドリンクたちばかり。テイクアウトでもご用意しておりますので、街歩きのおともにもご利用ください!
発酵アフタヌーンティー
2021年3月12日(金)のリニューアルで新たに登場した「発酵アフタヌーンティー」。セイボリーから季節のフルーツを使ったスイーツまで、すべてに発酵食品を使ったHaccomachiのスペシャリティです!
美味しさを体感いただくだけでなく、「これも発酵食品だったんだ!」「スイーツにこうやって使うことで奥深い味わいになるんだ」など、皆様に何かひとつでも“気づき”や“発見”があるような、そんなメニューをご用意しています。
アフタヌーンティーは完全予約制。 ご予約は開始時間11:00~15:00の間で2時間制、お2人様より承っております。
自家製米麹甘酒を使って作るオリジナルドリンクをはじめ、コーヒーや紅茶など、9種類のドリンクをフリーフローでお楽しみいただけます。 発酵食スイーツとドリンクをゆっくりとご堪能ください。
みそパウンドケーキ バニラアイスクリーム添え
〈さらさ焼菓子工房〉さんとのコラボ商品。
みそが入っているスイーツに驚かれる方も多いですが、入っていることがわからないぐらい自然にブレンドされています。
しかし、みその旨味はしっとりしたケーキ生地にしっかり凝縮されており、他では味わえない美味しさを楽しめます。
さらに、麹文化発祥の地・京都で300年以上麹菌を育てつづける種麹屋、〈菱六〉の米麹パウダーを練り込み焼き上げています。
まさに京都を一皿で楽しめるメニューとなっています。
この「みそパウンドケーキ」ですが、Haccomachi店舗でお持ち帰り用の販売もしております。お友達やご家族のお土産にされると、喜ばれること間違いなしの特製スイーツです。
他にもHaccomachiでは京都ブランドの発酵食品を使ったメニューを多数ご用意しております。
朝ごはんの営業もスタートし、京都観光や街歩きの前にご来店される方や、近隣のホテルやゲストハウスに宿泊された観光客の皆様が「京都の旅の思い出」としてご来店されることも多いです。
特に土日祝はお席が満席になることが多くございます。WEBからのご予約もできますので、事前にご予約いただくことをおすすめしております。
気軽に発酵の「おいしい!」を♪
実は私もHaccomachiに出会うまでは、なかなか縁のないものだと思っていた発酵食品。
でもどこかで「食べたもので体はつくられる」という言葉に聞き覚えがあり、体にいいものを食べなきゃなぁ、と思っていました。
ところが、いつも料理で使っていた食材も、味噌や醤油、酢に漬け込むとこんなにおいしくなるんだ!という再発見や、米麹で作ったノンアルコールの甘酒ってそのままでもおいしいし、料理にも使いやすくて、加えるだけでぐんと美味しくしてくれる!という新発見がたくさんあったんです。
日本で生まれ育った私たちには、きっと発酵食品のおいしさが届くはず。
「おいしい!」を発見しに、ぜひ遊びに来てください。
自分にとって、ちょっといいことを。
発酵カフェ「漬×麹 Haccomachi」でお待ちしています。
店舗アクセス
■電車でお越しの方
【京都市営地下鉄】
・京都市営地下鉄 東西線「京都市役所前駅」下車 8番出口より徒歩5分
・京都市営地下鉄 烏丸線「烏丸御池駅」下車 5番出口より徒歩7分
【阪急電鉄】
・阪急電鉄 京都線 「烏丸駅」下車 14番出口より徒歩7分
■バスでお越しの方
・「河原町三条」バス停下車 徒歩6分
・「烏丸三条」バス停下車 徒歩6分
■車・自転車でお越しの方
店舗駐車場・駐輪場はございません
近隣のコインパーキング・有料駐輪場をご利用くださいませ。
●営業時間
8:00~10:00 、11:00~17:00
朝食 8:00-10:00(L.O.9:30)
ランチ 11:00-15:00(L.O.14:30)
軽食・カフェ 15:00-17:00(L.O.16:00)
・朝食は発酵ごぜんのみ
・発酵ごぜんと発酵盛りだくさんBowlは14:30L.O.
・発酵アフタヌーンティーは完全予約制
・11:00-16:00までテイクアウトもご用意しています
●定休日
水曜日・木曜日(祝日の場合は営業)