さまざまな健康効果をはじめ、お通じ改善やむくみ解消などのデトックス効果からダイエットや美容を気遣う方にも嬉しい発酵食品として注目されている「酢」。 疲労回復効果もあるので、夏バテしやすい今の時期には様々な種類の酢が並んでいるお店も多いですよね。
「酢」に含まれる酢酸は、コレステロール値や血圧の低下、脂肪合成の抑制、内臓脂肪をつきにくくする効果が期待できます。 グルコン酸には、腸内環境を整える善玉菌を助ける効果も。また、クエン酸やアミノ酸には、疲労回復効果があります。
そんな酢の効果を最大限に生かすには、一度に多量の酢を摂り入れるのではなく、毎日継続的に15mlほどの酢を摂るのがよいのだとか。 また、希釈せずそのままの状態だと刺激が強いので、料理に使用したり飲む酢を活用したりするのがおすすめ。 そのまま飲む場合は5~10倍に薄めるのが鉄則です。
飲む酢をスーパーなどで買うのもよいですが、旬の果物を使って、美味しいフルーツ酢を作るのはいかがでしょうか?
果物の風味や香りと、砂糖の甘さが加わり飲みやすく「これなら毎日飲める!」という美味しさですよ。
作り方もとっても簡単!氷砂糖、酢、果物を瓶に入れ、1日~1週間ほど室内で保管し、砂糖が溶けたら完成です。
好きな果物をつかっていろいろなアレンジができ、酢の栄養素と一緒に果物の栄養素も摂れるのもうれしいですよね。
「フルーツ酢」基本のレシピ
砂糖:酢:果物=1:1:1
砂糖の量が気になる方は、砂糖なし、もしくは砂糖を少な目にしても作れます。
ただし、砂糖なし、もしくは少な目で作る場合は、カビが生えやすくなるので、1日1回しっかりと混ぜ合わせる、もしくは冷蔵庫で保管するなどの工夫が必要です。砂糖は、氷砂糖や黒糖、はちみつなどをお好みで使用してください。
今回は砂糖を控えめにした3種類のフルーツ酢のレシピをご紹介します。
酢は、まろやかな酸味の米酢やフルーティーなりんご酢をお好みでご使用ください。
米酢は米の旨味が強いので、果物の風味をより活かしたい場合は、りんご酢の方がおすすめ。
使う酢や砂糖によって風味が変わるので、好みのものを使って作ってみてください!
米酢はお米を原料に作る酢で、お米の旨味とほんのりとした甘み、そしてまろやかな風味が特徴。主に料理に使われます。
りんご酢は、りんご果汁が原料のフルーティーな酸味が特徴の酢で、そのまま薄めて飲んだり、ドレッシングなどにも向いています。
ほかにも小麦、米、コーンなどが原料のすっきりとした香りでどんな料理に合うオールマイティーな穀物酢や、玄米のコクを生かした個性が強く中華料理にぴったりの米黒酢など、さまざまな種類の酢が存在しています。
★フルーツ酢を作る際の保存容器は煮沸消毒、もしくはアルコール消毒をしたものをご使用ください。
★りんご酢の中には飲む用の調味りんご酢が存在するので、自家製の果実酢シロップを作る際はご注意ください。
★今回は3レシピとも容量750mlの瓶を使って作っています。
パイン&キウイのはちみつシロップ
材料(作りやすい量)
カットパイン 100g
キウイ 1個(100g)
はちみつ 100g※氷砂糖や黒糖、きび砂糖でも作れます
米酢やりんご酢などの酢 200ml
作り方
① カットパインの大きさが大きい場合は半分くらいにカット。キウイは皮をむき輪切りにする。
② ①とはちみつを混ぜ合わせたら瓶に入れ、酢を流し込み蓋をして軽く振ってなじませる。
③ 冷暗所(常温、もしくは真夏の場合は冷蔵庫へ)で1週間ほど置いたら完成。
※はちみつは溶けにくいので時々混ぜてください。
おすすめアレンジ
・ソーダ割
・紅茶割
・牛乳割
フルーツ酢:ソーダ(紅茶・牛乳)=1:3~1:6くらいの割合で割ってお楽しみください。
こちらのレシピはソーダ割が特におすすめ!牛乳で割るとヨーグルトドリンクみたいなテクスチャーと味わいになりますよ♬
黒糖バナナ酢
材料(作りやすい量)
バナナ 2本(正味量180g)
黒糖 100g※氷砂糖やはちみつ、きび砂糖でも作れます
米酢やりんご酢などの酢 200ml
① バナナは皮をむき、1cm幅の半月切りにする。
② 耐熱容器に1と黒糖、酢を入れて混ぜ合わせ、ラップをせずに600Wの電子レンジで30秒ほど加熱する。(500Wの場合は40秒ほど)
③ 保存容器に移し、冷暗所(常温、もしくは真夏の場合は冷蔵庫へ)で1日置けば出来上がり。
※レンジで軽く加熱することで酢とバナナがなじみやすくなり、時短で作れます。
おすすめアレンジ
・ソーダ割
・牛乳割
・ヨーグルトにかけて
フルーツ酢:ソーダ(牛乳)=1:3~1:6くらいの割合で割ってお楽しみください。
こちらのレシピはヨーグルトにかけるのもおすすめ!甘さが足りない場合は少しだけはちみつやメープルシロップなどを追いがけするとさらに美味しく◎
ハーブ香るオレンジシロップ
材料
オレンジ 2個(正味量200g)
氷砂糖 100g※はちみつや黒糖、きび砂糖でも作れます
米酢やりんご酢などの酢 200ml
ローズマリー 1枝
作り方
① オレンジは よく洗い皮をむいて輪切りにする。
② 瓶にオレンジ→氷砂糖→酢→ローズマリーの順で入れていく。
③ 冷暗所(常温、もしくは真夏の場合は冷蔵庫へ)で1週間ほど置き、氷砂糖が溶けたら完成。
おすすめアレンジ
・ソーダ割
・紅茶割
・サラダやカルパッチョにかけて
フルーツ酢:ソーダ(紅茶)=1:3~1:6くらいの割合で割ってお楽しみください。
オリーブオイル、塩を追加してよく混ぜてドレッシングとして使うのもおすすめ。オレンジの爽やかな果実感が野菜やお刺身によく合いますよ!
飲みごろは?
氷砂糖や黒糖を使う場合は、氷砂糖・黒糖が溶けてきたら飲みごろです。
はちみつなどは試飲してみて、果実の風味がうつっていたら完成です。
保存期間は?
1か月くらいが美味しく食べられる目安です。 風味が落ちてくるので2~3か月以内を目処に使い切りましょう。
漬け込んだ果物はどうする?
果物は2週間以内に取り出してださい。
取り出した果物はシロップのソーダ割の中に入れたり、ヨーグルトにのせて食べるのもおすすめです。
発酵カフェ「Haccomachi」の人気ドリンク「季節の果実酢ソーダ」
実は、発酵カフェ「Haccomachi」でも、自家製の果実酢をつかったドリンクをご提供しています。
季節の果物と京都のお酢ブランド〈村山造酢〉さんの「千鳥酢」を一緒に漬け込んで作る贅沢なシロップをソーダで割ったもので、千鳥酢のまろやかな酸味と果物の甘味のバランスが絶妙なんです。
果実酢を作ってみたいけど、どんな味に仕上がるのか心配だという方や、自分で作るのはなかなかハードルが高いという方は、まずはお店の果実酢を試してみるのはいかがでしょうか?
おうちやお店で、「果実酢生活」を始めてみませんか
毎日少しずつ飲むことで、健康維持や生活習慣改善に役立つ酢を使った果実酢。
ただし果実酢には、糖分も含まれるので、美味しいからと言って飲みすぎにはご注意ください。
お家で、時にはお店で適量を生活に取り入れ、美味しく元気に過ごしたいですね。