仕事や家事に追われて疲れてしまったとき、甘いものを食べるとなんだか心と体が癒されますよね。 ついついコンビニなどで甘いお菓子を衝動買いをして、食べた後に後悔した経験があるという方も少なくないのでは。
それもそのはず。
ストレスを感じると甘いものを食べたくなるというのには実は理由が。
ひとつめは、人はストレスを感じると脳が疲れてしまい、通常よりも多くのエネルギー(ブドウ糖)を必要とするから。
もうひとつは、砂糖を含む甘いものを食べると、脳内の快感中枢が刺激され、気分の高揚や幸福感が得られる「エンドルフィン」が生成されるから。
このような理由から、「疲れた時に癒されたい、少しでも幸せを感じたい」と、本能的に甘いものが食べたくなるんですね。
とはいえ、コンビニのスイーツやお菓子は美味しいんですが、そればかり食べるのはカロリーや添加物が気になるところ。
お菓子を手作りすれば、何がどれだけ入っているかを把握できカロリーを抑えられるのですが、焼き菓子など本格的なスイーツを作るには手間や時間がかかったり、オーブンが必要だったりとなかなかハードルが高いですよね。
今回は、そんなときにぴったりの、トースターで驚くほど簡単に作れる「ヨーグルト」を使ったスコーンの作り方をお伝えします!
材料も少なく、手軽で経済的な一品です。
バターをヨーグルトに置き換えることで、カロリーも控えめに◎
ぜひお試しください。
朝ごはんにジャムやクロテッドクリームを塗って食べたり、アフタヌーンティーには欠かせないメニューです。
しっとり食感で満足感も!バター・卵不使用の簡単スコーン
材料
(約5個分) | |
---|---|
小麦粉 | 80g |
ベーキングパウダー | 3g |
砂糖 | 10g |
ヨーグルト | 50g |
チョコチップ(お好みで) | 適量 |
ドライフルーツ(お好みで) | 適量 |
作り方
①小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖を混ぜ合わせる。
②①にヨーグルトを入れ、生地を練っていく。
※生地がまとまるまで練って、最後は手でまとめてひと固まりに。チョコチップやドライフルーツはこの時に一緒に入れてくださいね。
③4~5等分に分け、クッキングシートを敷いた天板の上に並べる。
④1000Wのトースターで10分焼く。
※生地が膨らみ、焼き色がついたら完成です。焼き時間はご家庭のトースターに合わせてご調整ください。
必要な材料は小麦粉、ベーキングパウダー、ヨーグルト、砂糖だけ。
スコーンといえば、どちらかというと高カロリーなイメージですが、バターと卵を使わずに作れるのでとってもヘルシーなのが嬉しいポイントです。
ヨーグルトを使うことで、バターなしでもしっとり仕上がります!
バターとヨーグルトのカロリー量比較(50gあたり)
有塩バター | 無塩バター | ヨーグルト(プレーン) |
---|---|---|
350kcal | 360kcal | 28kcal |
「文部科学省 食品成分データベース」参照
https://fooddb.mext.go.jp/index.pl
食感はほろほろという感じではなく、しっかりとした生地感。
甘さ控えめなので、朝食にもおすすめですよ。
さらにこのレシピ、実は小麦粉、砂糖、ベーキングパウダーを使わず、「ホットケーキミックス+ヨーグルト」でも作ることが出来るんです。
その場合は、小麦粉をホットケーキミックスに置き換え、ヨーグルトを少し少な目にしてくださいね。
今回はチョコチップを使いましたが、他にもドライフルーツやココアパウダー、抹茶などを入れて、いろいろアレンジできます。
砂糖を出来るだけ使いたくないという人は砂糖の代わりに甘酒でも作れます♬
甘酒を使う場合は水分が多くなるので、ヨーグルトの量を減らして調整してください。
もちろん焼きたてが一番おいしいスコーンですが、粗熱を取って冷凍保存袋に入れたりラップで包んだりして冷凍保存も可能です。(保存期間は1ヶ月ほど)
冷凍保存した場合は、自然解凍しトースターで軽く焼いてお召し上がりください。凍ったまま温めたいときはレンジで20~30秒ほど加熱してから同じくトースターで焼くと焼きたてのような食感になります。
お菓子作りでオーブンを使うとなるとハードルが上がってしまうのですが、トースターで簡単に手作り出来るのがうれしいレシピでした。
比較的短時間(30分あれば完成します!)で出来るのもうれしいですよね。皆さんもぜひ作ってみてください。