発酵WEBマガジン「Haccomachi」を運営する京都一の傳が、「西京漬の日」を記念した食体験イベント「西京漬を漬けよう食べよう」を、3月9日の記念日当日に開催しました。 本イベントは2月12日より受付を開始しましたが、96名の枠が数日で完売しキャンセル待ちがでるなど、開始前から大盛況のイベントとなりました。
今回の記事では、そんなイベント当日の様子をお伝えします。

京都一の傳 本店の料理長直伝!「西京漬」の作り方と焼き方
西京漬の漬け込み体験や試食を通して西京漬の魅力をもっと知っていただきたいという京都一の傳の思いと、「京の食文化に親しむ」をコンセプトに運営する京の食文化ミュージアム「あじわい館」の思いが一緒になり、今回のイベントの開催が決定しました。

当日は、京都一の傳 広報部 茂野優衣からの簡単な挨拶よりイベントがスタート。
イベントは以下2部構成で実施されました。
一部:家庭で簡単にできる西京漬の漬け込み体験。
二部:京都一の傳の「蔵みそ漬」の焼き上げとご試食。
講師は京都一の傳 本店の料理長 佐藤暢郎が務めました。
【第一部】西京漬の漬け込み体験

第一部の漬け込み体験では、簡易版の味噌床をつくりから、味噌をまとわせた「さけ」をジッパー付き袋に漬け込むまでを体験いただきました。


漬け込んだ魚は保冷袋にいれて持ち帰っていただきました。ご自宅で2~3日後、漬け込んだら食べごろですとお伝えしたところ、「帰ってから焼くのが楽しみ」というお声が多くあがりました。
【第二部】西京漬の焼き上げ体験
第二部の焼き上げ体験では、京都一の傳の西京漬「銀だら 蔵みそ漬」の味噌を拭って焼いていただきました。
自宅で焼くと焦げてしまうことも多い西京焼きですが、実は味噌をしっかり拭うことが上手に焼きあげるポイント。漬け込むことで味噌の味がしみ込んでいるので、味噌をきれいに拭っても、味が薄くなることはありません。

佐藤料理長からポイント解説があると、「もったいなくていつもしっかり拭ってなかった」「いつも味噌の部分が焦げてしまっているのはそういうことだったのか」と、普段の料理シーンを振り返り納得するお声も。
また焼き上げの際の、火加減にも上手に焼き上げるコツがあると話す佐藤料理長。 最初はフライパンに火が当たるか当たらないかの弱火で焼きはじめ、チリチリと魚が焼ける音がしてきたら、そこからさらに中火で5分ほど焼いていきます。



焼き目がついたら、ひっくり返してさらに4分。 美味しそうな焼き目が両面についたら完成です。 ※焼き時間は目安です

自分で焼き上げた西京焼きを実食
体験で焼き上げた西京焼きは、おにぎりと一緒に実食。 自分で焼き上げた西京焼きの美味しさはひとしおと、皆さん嬉しそうに食べていたのが印象的でした。

漬け込みと焼き上げ体験を終えたお客さまからは「いつもうまく焼けないので、今回教わった内容を家で実践したい」「西京焼きを食べることはあったが、味噌床からつくることはなかったので参考になった」「こどもが美味しいと喜んで食べました」などといった感想が寄せられました。

また、今回イベントに参加いただいた方には、2025年の「西京漬の日」を記念して製作された「親子で楽しむ遊べるBOOK『たんけん!西京漬のせかい』」も配布されました。

イベントを通して西京焼きがもっと身近に!
イベント終了後に記載いただいたアンケート結果では、「家でも西京漬を作ってみたいと思いましたか?」という質問に対し、すべての人が「はい」と答える結果に。(有効回答数60件)

京都一の傳ではこれからも、西京漬の魅力を広めるため「西京漬の日」を通して、さまざまな企画を実施してまいります。 皆さんが本当に美味しい「西京漬」に出会うきっかけを提供できますように。これからも京都一の傳で開催されるイベントや企画をお楽しみください!
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