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私たちは、こんな場所を求めていた!Len京都河原町に“今”泊まるべき理由。 【京都に泊まるvol.2】

京都随一の繁華街、“河原町”。
南北の通りである「河原町通り」の四条河原町付近のエリアがそう呼ばれることが多いです。
最新のファッションやカルチャーが集まる若者の街である一方で、
木屋町や先斗町には歴史的な建造物や老舗の割烹料理屋が軒を連ね、新しさと歴史が交わるエリアです。

そんな四条河原町から南へ徒歩7分の場所に位置する「Len」。
道行く人もつい目が奪われてしまうガラス張りのオシャレなカフェバーが1階に併設されているホステルです。

「Len」では、2021年1月に新たなコンセプトルームが完成。
今回は完成したてのお部屋を取材し、その魅力を肌で感じてきました。
「Len」という施設に込められた想いをご紹介します。

空間をつくることへのこだわり

「Len」は2015年に京都・河原町松原の老舗電気店をリノベーションして生まれました。
建物の施工はデザイナーや施工会社にお任せするのではなく、
もともと繋がりのある大工さんや職人さんに声を掛け、Lenをリノベーションしていったそう。

工事中には、なんとホステルのオープニングスタッフも現場をお手伝い!
「今でもどの大工さんが、どんな思いで、どの部分を作ったか、鮮明に思い出せます」。
そう語る「Len」の立ち上げからいらっしゃるスタッフさん。
この場所に込められたたくさんの“こだわり”を教えてくださいました。

泊まるのが楽しくなる!職人の“遊び心”がいっぱい

「Len」の1階に併設されているカフェバー。
開放的なガラス張りの店内は、各々の時間を楽しむ人たちでにぎわっています。

建物に入り、まず目をひくのはドリンクのボトルがずらりと並んでいるバーカウンター。
このバーカウンターは大工さんにお願いをして北海道から運んできてもらったもの。
北海道の大地を見守ってきた巨木。現在は1,000km以上離れた京都で様々な土地から訪れる人々を迎え、新たな歴史を刻んでいます。

バーカウンターの壁には白いタイルが山形に配置されているのがわかるでしょうか?
この“ヘリンボーン”と呼ばれる柄を使い、山をイメージしているそう。
バーカウンターの逆側の壁は青い漆喰で塗られています。
流れるような漆喰の模様は、鴨川をイメージ。
壁を山と川に見立てることで、四方を山に囲まれ鴨川が南北に流れる京都を表現しています。

モダンな雰囲気のヘリンボーン柄のタイルと、対照的に和の空間をイメージさせる漆喰。
新しいトレンドと伝統文化が共存する京都を象徴しているようにも感じられるこだわりです。

また、カフェバーの天井中央には、木でつくられたシェードが特徴的なライトが設置されています。
ホタルイカ漁に使う明るい電球を使っているそうで、フロアを明るく照らしています。
電気店だった歴史を反映した素敵なこだわりです。

滞在者を迎え入れる入口である1階のカフェバーだけでもたくさんのこだわりが施されていますが、その他にも、館内のいたるところに工夫やデザインが散りばめられ、「Len」の魅力を生み出しています。
たとえば、チェックインの際に渡されるキーやお部屋の扉のルームナンバーなど、
施設内のさまざまなところに真鍮を使用しているのを見掛けます。

こういった真鍮のプロダクトは、「ALLOY」がデザイン・製作をされているそう。
どこにあるか探しながら滞在するのも楽しくなりそうです。

建物の細部に意味があり、作り手である大工さんたちのこだわりがある。
そしてそのこだわりを伝えるスタッフさんたちがいる。
そんな作り手・働き手の思いがいっぱいに込められた、世界でただひとつの場所だからこそ、
「Len」に人が集うのだと感じました。

さらに、今回2021年1月に新しくなったばかりのお部屋をご紹介いたします!

完成したばかりの「シャンデリアキングダブルルーム」

こちらが完成したばかりの「シャンデリアキングダブルルーム」。明るい自然光が気持ちのいいお部屋です。
特注のSIMMONS製キングサイズベッドを堪能できるのも嬉しいです。
お部屋の天井中央には大きなシャンデリアが輝いています。

電気店として営業していたビルを改装した「Len」。その歴史を反映し今回新しく完成したのがこのコンセプトルームです。
シャンデリアといえば派手で華美なイメージがあると思いますが、
このお部屋のシャンデリアは居心地の良さを感じるシンプルなデザインが印象的でした。

リビングスペースにはHerman Millerのラウンジチェアや、日本に輸入されるたびに売り切れるほど人気なインドのハンドメイドプロダクトPhantom Handsのソファが設置されています。

お部屋には背の高い窓から明るい光が差し込みますが、
遮光・遮音に優れたロールカーテンがあるため、夜は静かな時間を過ごせます。
河原町通り沿いではありますが、騒音が気になる方も安心して過ごせるお部屋です。

≪お部屋詳細≫

宿泊料金目安:1泊11,800円~(1人あたり5,900円~)
■洗面所・ドライヤーは客室内、シャワールーム・トイレは共用
■無料アメニティ:バスタオル・歯ブラシ・OSAJIスキンケアセット・スリッパ
■客室設備
・リンスインシャンプー
・ボディーソープ
・シャワー
・WiFi
・エアコン
・ドライヤー
・全身鏡
・加湿器

「Relax キングダブルルーム」

「Len」のもうひとつの新しいお部屋である、「Relax キングダブルルーム」。
今回はこちらのお部屋に宿泊させていただきました!

シャボン玉のような可愛いライトが特徴のお部屋。
キングサイズのふわふわのベッドと、あたたかみを感じる照明が疲れを癒してくれる空間です。

照明はシャボン玉のようなライトと、間接照明3つのみ。
柔らかな光が作る影がお部屋の白い壁に落ちるのがとてもオシャレです。

ゆったりとしたサイズのソファも座り心地がよく、ついついうたたねをしてしまいました…(笑)。

さらに、オリジナルブレンドコーヒーのドリップパックが置いてあるので、お部屋で淹れたてのコーヒーが楽しめます。私も目が覚めて寝ぼけ眼のままお湯を沸かし、ドリップしていると、コーヒーの香りで目が覚めてきてとっても幸せな気分に。
贅沢ステイケーションも叶えられるお部屋です。

お部屋に用意されている“BERTH COFFEE”のブレンドコーヒーは、「Len」1階のカフェバーで飲むこともできます。

また、これらのキングダブルルームに宿泊された方は無料で「OSAJI」のアメニティが利用可能。
健やかで美しい皮膚を保つためのコスメブランドを目指している「OSAJI」。
1階のフロントで購入することも可能です。

宿泊して感じたのは、ルームキーではなく暗証番号でお部屋に入るため、鍵を持ち歩かなくていいのが非常に楽でした!
注)お部屋のタイプによって鍵の形状は異なります

オートロックだと「鍵を忘れたらいけない!」と常に気を付けなければならなかったり、ルームキーも無くさないかと気にかける必要があるので、ストレスフリーに過ごすことができました。

お部屋でリラックスした時間を過ごしたり、
女子旅でついつい長話をしてしまうこと間違いなしの、
文字通りリラックスできる「Relax キングダブルルーム」。
河原町通りに面していないので、騒音もない落ち着いたお部屋です。

≪お部屋詳細≫

宿泊料金目安:1泊9,000円~(1人あたり4,500円~)
■ドライヤーは客室内、洗面所、シャワールーム・トイレは共用
■無料アメニティ:バスタオル・歯ブラシ・OSAJIスキンケアセット・スリッパ
■客室設備
・リンスインシャンプー
・ボディーソープ
・シャワー
・WiFi
・エアコン
・ドライヤー
・湯沸かしポット
・全身鏡
・ドリップバッグ
・加湿器
・卓上鏡

共有スペースについて

宿泊者専用のキッチンスペースでは自炊が可能です。
明るい陽の差す気持ちいい共有スペースは、ご飯を食べるのにも集中して作業をするのにも持ってこいです。
少し早起きをして、ゆったりとした時間を過ごすのもおすすめ。

≪設備≫
■無料Wi-Fi完備
■24時間利用可能
■コンセントあり
冷蔵庫、炊飯器、トースター、IHコンロ、シンク、食器各種、カトラリー、湯沸かしポット、調理器具、調味料、インスタントのお茶・コーヒーなど

シャワールームにはシャンプーとボディソープが常備されています。5階は女性専用のシャワールームです。
洗面台や、シャワールームは清潔感があり女性の宿泊者も安心です。

また、シャワールームの前には鍵がかけられる脱衣スペースつき。
私はアメリカや鎌倉で何回かゲストハウスに泊まったことがありますが、脱衣スペースがないゲストハウスも多いです。着替えを置く場所に困った経験が何度もありました。
脱衣スペースでゆったりと着替えられるのは非常に嬉しいですね。

≪設備≫
■24時間利用可能
■ドライヤーあり
■リンスインシャンプー、ボディソープ常備

カフェ・バー・ダイニング

Lenの1階はラウンジスペースとなっており、宿泊者に限らず、どなたでもご利用いただけます。

私は「チリコンカーンとチーズのホットサンド」をいただきました!
チリコンカーンは豆と肉をトマトで煮込んだアメリカの国民食。
お肉の旨味がぎゅっと詰まったチリコンカーンとサクサクのトースト、とろ~りとしたチェダーチーズがやみつきになるメニューでした!
このように日替わりのメニューと、コーヒーをはじめとっておきのドリンクを楽しめるカフェタイム。
さらに、月額9,500円でコーヒードリンクを何杯でも楽しめるサブスクリプションプランもあります。

また、「Len」のカフェバーではイベントやポップアップショップも多く開催されています。
「漬×麹 Haccomachi」のメニューでも使用している京都の納豆ブランド、「藤原食品」の納豆が楽しめる朝食ポップアップが開催されることもありますので、ぜひチェックしてみてください。

■営業時間について

Cafe 10:00 〜17:00
Breakfast 毎週 土・日・祝 9:00〜11:00
Lunch  12:00 〜14:00

Bar 16:00~20:00
Dinner 16:00~20:00
*いずれも19:00L.O.
※営業時間は取材当時のものです。最新の情報は公式HPをご覧ください。

“今”だからこそ泊まりたい場所

「Len」に滞在すると、少し非日常でワクワクする気持ちと、
どこか落ち着いていて自然体でいられる心地よさがありました。

それは「Len」の建物や設えから感じられる、ここにしかないこだわりと
まるで家に帰ってきたかのような、様々な人が集うアットホームな雰囲気が、
どちらも肌で感じられるからかもしれません。
人とのつながりが感じられにくくなっている“今”だからこそ、
滞在者のことを考え建てられたこだわりいっぱいの「Len」で過ごし、
日常では気づけない、人が人を思うあたたかさを感じてみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介したお部屋で、ぜひ贅沢な時間を過ごしてみてください。

【施設情報】

Len京都河原町
〒600-8028 京都府京都市下京区植松町709−3
電話番号:075-361-1177
お部屋料金:1室 7,000円~(ドミトリーは2,000円~)
(別途、宿泊税をおひとり1泊あたり200円いただきます)
アクセス:阪急京都本線「河原町」駅 徒歩7分
HP: https://backpackersjapan.co.jp/kyotohostel

はっこまち編集部/カメラマン

スギヤマ

滋賀県出身。好きな発酵食品はヨーグルト。好きなものは、写真と旅行と映画とロック。BUMP OF CHIKENを追い続けて数十年。オススメの映画は「メメント」です。

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