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幻想的な光に包まれて古都を満喫。【京都・東山花灯路-2018】で一味違う京都の夜を過ごしてみませんか。

こんにちは、はっこまち編集部の工藤です。

朝夕肌寒い季節が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。本日は、桜の季節はまだ少し先になりそうなこの時期に、いつもとは一味違う京都の姿が見られるイベント【京都・東山花灯路-2018】をご紹介いたします。

2003年から開催されている「灯り」をテーマにしたイベントで、京都・東山三条の神宮道【青蓮院】前から五条・【清水寺】茶わん坂までの約5kmの散策路に路地行灯が設置され、清水寺や八坂神社・高台寺・青蓮院などの主要な寺社で夜間拝観をすることができます。

東山の花灯路は毎年この時期ですが、12月には嵐山でも同様のイベントが開催されていて、京都の風物詩として定着しつつあるのだとか。

2018年は3月9日(金)~18日(日)に開催され、18:00~21:30の間、夜の東山をゆっくり楽しむことができるようになっています。

そんな東山花灯路の見どころとして絶対に外さないでいただきたいのが【青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)】です。

青蓮院とは、最澄を開祖とする天台宗の寺院で、日本三不動のひとつである「青不動明王(国宝)」を有し、門主が皇室又は摂政関白家によって受け継がれてきた門跡寺院として篤く信仰されてきました。

(ちなみに日本三不動、他のふたつは高野山の赤不動・三井寺の黄不動です。信仰的観点・美術的観点どちらから見ても素晴らしく貴重なものです!)

青蓮院の御本尊である「熾盛光如来(しじょうこうにょらい)」は、大日如来の仏頂尊(ぶっちょうそん:仏の頭頂の功徳である仏智を仏格化した仏)で、仏の智慧(ちえ)と光を発しているそう。境内を彩る青い光が、まるで熾盛光如来の発する光を目にしているような尊い気分にさせてくれます。

ほかにも鳥居や竹林、江戸時代の後桜町上皇が学問所として使われた「好文亭」、相阿弥の作と伝えられる主庭など、京都らしさと歴史を堪能するのにおすすめです。

もうひとつの見どころが、【狐の嫁入り巡行】。古来より縁起が良いとされる狐の嫁入りが、この期間中、現代に蘇ります。①19:00~②20:00~の2回、知恩院三門からスタートした行列が、円山公園から春光院を経て、高台寺へ向かいます。

白無垢姿に狐のお面をつけた花嫁が人力車に乗って進む様子は、まるで横溝正史の世界(少し古いですかね)。この時ばかりは不思議なことや怪奇現象が起こってもおかしくない、そんな気分にさせてくれます。

実際に結婚式で使われる人力車なので、幌の色やパーツが通常のものとは異なるそうです。違いを見つけられたらあなたも立派な京都通(人力車通?)。

古き良き京都の伝統と、現代が交じり合う不思議な空間を楽しむことのできる京都・東山花灯路-2018。日中は暖かくなってきましたが、日が暮れると冷えるので、寒さ対策はお忘れなく!

■京都・東山花灯路-2018

2018年3月9日(金)-3月18日(日)
点灯時間:18:00-21:30
Web site:http://www.hanatouro.jp/higashiyama/

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