秋本番。京都の紅葉の見ごろが近づいてきました。
京都には紅葉の名所がたくさんありますが、中には駅やバス停からかなり離れていたり、観光エリアから離れている場所もあることをご存じでしょうか？

紅葉を見に行ったあとは、おいしい京都ランチを食べて、スイーツを食べて…♪
もしくは京都らしい祇園の街並みを散策したい！という方は、交通の便が悪い紅葉スポットに行ってしまうと、帰ってくるのに一苦労、なんてことになってしまいます。

また、着物をレンタルして紅葉を見に行かれる方も多いはず。
実は紅葉シーズンの京都は着物一枚だとかなり肌寒いので、寒い中慣れない履物で長い長い階段や山道を登るというのは大変。

今回は、京都の女性カメラマンが、京都市内の中心部にある、アクセスしやすい京都の紅葉をご紹介。

京都近隣に住まれている方も、他府県から来られる方も、美しい紅葉を見て楽しく京都を観光していただければ幸いです！

京都駅から一駅であの絶景へ。「東福寺」

CMでも有名になった「東福寺」。 実はＪＲ京都駅からJR奈良線に乗り換えて1駅の場所にあります。

京都はＪＲ沿線にある紅葉スポットが、実は非常に少ない！！

ほとんどは乗り換えが必要のため、ＪＲ京都駅を起点とするのであれば、最も近い＆アクセス抜群の紅葉スポットではないでしょうか。

左右を紅葉に囲まれるよく知られたこちらの橋は「通天橋」といいます。
まるで茜色の海を見下ろしているかのような絶景。
京都の紅葉を楽しむのであれば、東福寺に行かないという選択肢はない！と私は思っています！

通天橋は庭の中にあるため、少し階段はありますが、庭を登っている最中も色づいた紅葉を眺めることができるため、いろんな角度からお庭を楽しむことができます。

通天橋は元々、修行僧が渓谷を渡らなくても本堂から開山堂まで移動できるように作られた橋だそう。 当時はこの景色を独り占めだったのかと思うと羨ましい限りですね。

境内にはカエデが約2000本。
面積に対してカエデの本数が多く密度が高いため、通天橋にいたるまでの道は、頭上は紅葉の真っ赤な空、足元は散り紅葉のじゅうたん…なんていう贅沢な景色が広がります！

京都女性カメラマン的おすすめポイント

なんといっても高低差のあるお庭に、紅葉した木々が密集して茂っているところです。
「紅葉の海」という言葉がふさわしい、見渡す限りの紅色を堪能できます。

通天橋にたどり着くまでの道に高低差があるため、いろんな角度で紅葉が楽しめます。
さらに通天橋を撮るときも、通天橋から写真を撮るときも、人が写りにくいためおすすめです。

ゆるやかな坂ではなく、短い距離でしっかり高低差がでているお庭。長い上り坂ではないので安心を。

通天橋を下から眺める紅葉の天井も、通天橋からの紅葉の海も見ることができ、様々な景色を作る紅葉が見れるのが他の名所にはない特徴かと思います。

東福寺へ行く際の注意とポイント

見頃は例年11月下旬となります。
土日祝日はかなり混雑するため、平日や、早朝がねらい目。真っ赤に紅葉するのは11月後半ですが、11月中旬の色づき始めや、新緑の4月～11月上旬も綺麗なのでご検討くださいね。

紅葉を楽しんだ後は、京都らしいランチ、アフタヌーンティーはいかがですか？

京都ブランドの醤油や味噌、お酢、納豆といった発酵食品を美味しく気軽に楽しめる♪ 「漬×麹 Haccomachi」店舗では、古都・京都でしか味わえないランチやアフタヌーンティーを提供しています！
朝は8時からオープンしているので朝ごはんでもお使いいただけます。

今回ご紹介した東福寺さんからは、
1.JR奈良線「東福寺」駅からJR「京都」駅へ（1駅/2分）
2.JR「京都」駅から市営地下鉄烏丸線に乗り換えて、「烏丸御池」駅へ（3駅/6分）
3.「烏丸御池」駅から徒歩6分
で到着★

京都へのご旅行・おでかけで素敵な京都発酵メニューをお楽しみいただければ幸いです。