発酵を手軽に楽しむためのWEBマガジン

キムチ×味噌×甘酒!トリプル発酵鍋レシピ。〆はチーズで追い発酵食品を。

先日には立冬を迎え、少しずつ冬の気配が近づいてきた今日この頃。 日中は小春日和であたたかい日がありつつも、朝晩はグッと冷え込む日も多くなってきました。

そんな寒い時期に食べたくなるのが「お鍋」。 最近では、定番の寄せ鍋やちゃんこ鍋、しゃぶしゃぶ、すき焼きなどに加え、トマト鍋やカレー鍋といった変わり種のお鍋も登場し、冬の家庭の食卓を彩っています。

そこで今回は、発酵WEBマガジン「Haccomachi」らしさが詰まった 発酵食品もりだくさんの、トリプル発酵鍋をご紹介したいと思います。

是非、今冬の鍋レシピの一つとしてお楽しみください。

キムチ×味噌×甘酒!トリプル発酵鍋レシピ

■材料(約3人前)

キムチ    300g
豚肩ロース  200g
(しゃぶしゃぶ用またはスライス)
キャベツ   1/4玉
ぶなしめじ  1パック
木綿豆腐   1丁
ニラ     1束

生姜    1片
にんにく  1片
ごま油   大さじ1


煮干し   30g
出汁昆布  3センチ角
酒     大さじ1
水     1500cc


味噌     100g
醤油     大さじ1
甘酒     大さじ2


時短で手軽に楽しみたい方
・生姜やニンニクはチューブ式のものでもOK!
・出汁は、だしの素で代用してもOK!
・甘酒が手元にない場合は「みりん」大さじ1でもOK!

■作り方
※以降レシピでは1人用(全ての材料の1/3使用)で作っています。

① ☆を全て入れて中火にかける。沸騰したら弱火にして15分ほど煮て出汁をとる。出汁がとれたら、煮干しと出汁昆布をとりだしておく。

② 生姜とにんにくをみじん切りにし、豚肉は3㎝ほど、野菜と豆腐は食べやすい大きさにカットする。◎はあわせておく。

③ フライパンにごま油とカットした生姜・にんにくを入れて火にかけ、香りがたったら、豚肉もいれさらに炒める。

④ ①の出汁を鍋にいれ、炒めた豚肉・豆腐・ニラ以外の野菜・キムチを入れ火にかける。

⑤ 全体的に野菜に火が通ったら、◎を入れて味付けする。最後にニラを盛り付けさっと火を通せば完成!

一口食べると、キムチ特有のピリリとした辛さの中に、味噌や甘酒のまろやかでコク深い味わいが!煮干しの旨味もあとからじんわりと感じられます。出汁や発酵食品が合わさり、単調ではなく奥行きのある仕上がりになっています。

生姜・にんにく・ごま油で炒めた豚肉も、しっかりと香りがうつっており、キムチやお出汁にも負けない香ばしさです。ひと手間かけるだけで、ワンラックアップの美味しさになりますね。

辛いものが苦手な方はキムチの量を減らして調整してください。

〆にも発酵食品を。追いチーズでキムチリゾット💛

お鍋をあますことなく楽しむために欠かせないのが「〆料理」! ごはんをいれて雑炊にしたり、うどんやラーメンをいれたり・・・様々なバリエーションがありますよね。

そんな中でも今回は、 〆まで発酵食品を楽しめる!「チーズ」たっぷりのリゾット風の〆をご紹介したいと思います。

作り方は簡単。 お茶碗一杯分のご飯のうえに、お好みの量のチーズをかけてひと煮たちさせるだけ。

※今回はピザ用のとろけるチーズを使用しました。

チーズが加わることでまろやかなコクのある味わいに。 辛味もぐっと抑えられるので、小さなお子様や辛い物が苦手という方でも食べやすいですよ。

お好みで刻みのりや卵をいれるのもおすすめです。 ぜひ、〆まで美味しい発酵食品もりだくさんのお鍋をお楽しみください♩

もっと手軽にお鍋を楽しみたい方へ!

発酵WEBマガジン「Haccomachi」を運営する京都一の傳では、 現在、野菜の旨味が白味噌に溶け込んだ鍋出汁「スープまで飲み干す 白味噌ポタージュ鍋」を期間限定で発売中です。

スープをお鍋にいれてお好みの野菜や具材と一緒に煮込むだけで 白味噌のやさしい甘さが優しく広がるまろやかな味わいのお鍋が完成しますよ。

発酵WEBマガジン「Haccomachi」でも、実食レポを記載しているので、よければチェックしてみてください♩

白味噌ポタージュ鍋 京都一の傳から初めての鍋出汁が登場。「スープまで飲み干す 白味噌ポタージュ鍋」を作って実食リポ!

商品は京都一の傳 お取り寄せページからご確認いただけます。
※期間限定商品です。

川﨑 雅子さん

発酵食大学京都校料理講師
発酵食大学通信部「薬膳コース」担当
国際中医薬膳師
国際薬膳調理師
Instagram @misococoro