もうすぐバレンタイン!
店頭に様々な種類のチョコレートが並びはじめるとテンションが上がりますよね。
そんな中、最近私が魅了されているチョコレートが「味噌トリュフ」。
味噌といえばお味噌汁や煮込み料理など、おかずに使うイメージがあるかもしれませんが、実はチョコレートとも相性抜群。味噌の塩味がチョコレートの甘みを引き立て、濃厚でコクのある味わいが楽しめます!発酵食品同士の組み合わせなので、相性が良いのも頷けますね。
そこで今回Haccomachi編集部では、味噌トリュフを赤味噌・麹味噌・西京味噌の3種類で作ってみることに!
それぞれの味噌トリュフを食べ比べしてみたいと思います♩
あまり馴染みがないかもしれませんが、実はチョコレートはカカオ豆を発酵させてつくる発酵食品!「パルプ」という白い果肉を発酵の力で溶かし、パルプの中にあるカカオ豆を取り出しているんですよ。また、チョコレートのあの独特の香りも、カカオ豆を発酵させることで生成されています。
基本の味噌トリュフレシピ
■材料
・チョコレート 100g
・生クリーム 40g
・味噌 小さじ1
■作り方
① チョコレートを細かく刻む。
② 鍋に生クリームを加えて中火にかけ、沸騰直前に火を止める。そこに、刻んだチョコレートと味噌を加えなめらかになるまで混ぜる。
③ ラップをしたバットなどに流して、粗熱がとれたら冷蔵庫で約30分冷やす。
④ ③をお好みのサイズに取り分け、スプーンやラップなどを使って丸める。
⑤ 再度冷蔵庫で約30分冷やして固めたら、お好みのトッピングで仕上げて完成!
今回Haccomachi編集部で使用した味噌はこちら!
左から赤味噌・麹味噌・西京味噌です。
味噌のアレコレ
味噌には色々な種類がありますが、「麹の原料」や「味噌の色」などで分けることができます。
※調合味噌とは、米味噌、麦味噌、豆味噌を調合したもの
味噌の色:赤味噌、淡色味噌、白味噌
熟成期間が長いほど濃く、短いほど薄く淡い色になります。
赤味噌
今回Haccomachi編集部が使用した赤味噌
麹の原料:豆味噌
色 :赤褐色
赤褐色の見た目が特徴の赤味噌。熟成期間が長くコクのある味わいが特徴です。チョコレートと合わせた際に、3つの中で一番、塩味と甘みのコントラストをしっかりと感じることがでました。今回はトッピングにクランチを使用しましたが、ナッツやココアパウダーを使うとお酒にも合う大人で上品なトリュフになりそうです♬
赤味噌を探していると同じ棚に並んでいることが多い赤だし味噌。一般的にはその名の通り「だし」が入った味噌を指します。ですが、赤だし味噌は豆味噌をベースに米味噌などを合わせた調合味噌の呼び名のやめ、中には「だし」が入っていない赤だし味噌もあります!困ったときは、原材料表示をチェックして確認しましょう。
麹味噌
今回Haccomachi編集部が使用した麹味噌
麹の原料:米味噌
色 :淡色
麹味噌は米味噌の一種で、米こうじの割合が高い味噌です。
米味噌は日本で最も生産されており全国的に食べられていることから、一番馴染のある味噌だといえます。甘さ・塩味のバランスが絶妙で、3つの中で一番クセがなく食べやすい味わいでした。どの味噌で作ろうか迷ったときには、麹味噌がおすすめです。
西京味噌
今回Haccomachi編集部が使用した西京味噌
麹の原料:米味噌
色 :淡いクリーム色
最後は西京味噌とホワイトチョコレートの組み合わせ。
熟成期間が短く淡いクリーム色が特徴の白味噌。その中でも、今回使った西京味噌は米麹の比率が高く、こっくりとした上品な甘みが特徴です。西京味噌のほのかな塩味がホワイトチョコレートの甘みをより一層引き立てます。ホワイトチョコレートを使用したこともあって、3つの中では一番甘く仕上がりました♪
お気に入りの「味噌トリュフ」を見つけよう♬
今回3種の味噌を使って、味噌トリュフを作り食べ比べしてみました。
結論、どれも味噌の塩味とチョコレートの甘さがマッチした、ついつい食べたくなる味わいの味噌トリュフになりました。味わいのイメージとしては、塩チョコレートが近いかもしれません。
今回ご紹介はしていませんが、麦味噌や、ブラックチョコレートなど、味噌やチョコレートの種類を変えて楽しむのも◎
是非、自分好みの「味噌トリュフ」を見つけてみてくださいね。